ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

ハンバーグの基本材料(2人分)

Photo by macaroni

・合いびき肉……200g
・玉ねぎ……1/2個
・パン粉……20g
・牛乳……大さじ2杯
・卵……1個
・塩こしょう……少々
・ナツメグ……少々
・サラダ油……少々
ハンバーグの基本の材料は、上記の通りです。卵、パン粉、ナツメグなどは入れたり入れなかったり、レシピによって異なりますよね。これらの材料を入れることで、ハンバーグの仕上がりがどう変わるのか、それぞれの役割を見ていきましょう。

ナツメグやパン粉は必要?

ナツメグを入れる理由

独特の香りとほろ苦さを持つ「ナツメグ」。ナツメグを加えると、合いびき肉の臭みが取れ風味がアップします。さらに、玉ねぎの甘みを引き出す効果もありますよ。

ナツメグがない場合、ブラックペッパーやターメリックでも代用ができます。少しだけ、にんにくやしょうがを入れることも有効です。

パン粉を入れる理由

パン粉は旨味たっぷりの肉汁を吸収してくれます。パン粉は牛乳で湿らせると、ハンバーグがジューシーに仕上がりますよ。

パン粉がない場合は細かくした食パン、麩などで代用が可能です。小麦粉や片栗粉ををタネにまぶしても、パン粉の代わりになります。

卵を入れる理由

卵は、合いびき肉をまとめる「つなぎ」の役割を持っています。また、卵の成分であるタンパク質は熱を加えると固まるため、旨味を逃さない効果も。卵を加えることで、ふんわりやわらかいハンバーグになりますよ。卵がない場合は、マヨネーズで代用可能です。

ふわふわに仕上げるためのおすすめ材料

豆腐

豆腐を入れると、食感がふわふわになるだけでなく、つなぎの役割も果たしてくれるため、卵やパン粉を使わずに作ることができます。また、豆腐でかさ増しすれば、肉の量を減らすことも可能!

使用する場合はしっかり水切りをすることがポイントです。心配な場合は、水分を吸収してくれるパン粉を入れましょう。

マヨネーズ

卵の代わりになるとご紹介したマヨネーズ。タネに混ぜ込むことで、マヨネーズの油分がタンパク質同士の結合をゆるやかにしてくれます。合いびき肉の5%量を加えましょう。マヨネーズを加えた場合、卵は使っても使わなくてもOK。どちらでもおいしく作ることができるので、試してみてくださいね。

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