うなぎや鶏肉をメインの具材にしてもOK

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メインの具材をうなぎの蒲焼や鶏肉の照り焼きにすると、食べ応えが増して味わい深いちらし寿司に。すし飯やそのほかの具材との味がバランスもよくなり、どんどん箸が進みますよ。

旬の具材を上手に利用して、華やかでおいしいちらし寿司弁当作りにトライしてみましょう♪

2. お揚げにちょっとおめかし「いなり寿司弁当」

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お揚げの甘辛さとすし飯がたまらなく魅力的な「いなり寿司弁当」。片手でつまみやすく、時間が経ってもおいしいので、お弁当にはうってつけですよね。

しかし単調な色合いなので、“映えない” のも確か……。そんないなり寿司に酢蓮根と菜花をトッピングして、ちょっとおめかししたお弁当にしてみました。簡単なコツとアイデアをご紹介します♪

トッピングのコツ・アイデア

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いなり寿司にまずトッピングするのは、酢蓮根。蓮根はできるだけ薄く均等にスライスしたいので、スライサーを使うのがおすすめです。 スライスした蓮根は酢水にさらしてから、酢を少々加えたお湯でさっと湯がきます。そのあと市販のすし酢に漬けてできあがりです。

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もうひとつのトッピングの菜花は、あらかじめ水に差しておいて黄色い花を咲かせたもの。

店頭ではつぼみの状態で販売されていることが多いと思いますが、水に1~2間ほど差しておくだけでさらにかわいらしいビジュアルに変化しますよ。

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花が咲いた菜花をさっと湯がいて、蓮根の上にトッピング!単調な色合いのいなり寿司がフォトジェニックに仕上がります。 蓮根の食感や菜花のちょっとした苦みが味のアクセントに。ただきれいなだけでなく、食べてもおいしいいなり寿司弁当の完成です。

3. ちょっと幸せな気分になる「めはり寿司弁当」

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紀州熊野地方の郷土ずし、「めはり寿司」の作り方を活用したお寿司弁当のご紹介です。握ったすし飯を野沢菜漬けの葉の部分で巻いて、彩りよく仕上げました。

もとは「目をみはるほど大きな口を開けて食べた」「目をみはるほどおいしい」など、そのネーミングに諸説ある郷土料理ですが、最近では家庭でもお弁当やおうちごはんとして気軽に作ってみる人もたくさん。お好きなアレンジをくわえながら、家庭ならではのめはり寿司を作ってみませんか?

作り方のコツ・アイデア

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野沢菜漬けを広げて、葉の部分と茎の部分に分けてカットします。その際、葉の部分が破れやすいので、そっと丁寧に広げましょう。 ご飯に市販のすし酢を加えてすし飯を作り、細かく刻んだ野沢菜の茎の部分を混ぜて握ります。今回は小さめのめはり寿司を4つ作るので、小さめの握り寿司を用意しました。

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握ったすし飯を野沢菜の葉の部分で包んで形を整えます。伝統的なめはり寿司ならここで完成ですが、せっかく家庭で作るのですからもうひと工夫!竹串でくぼみを作ってハート形に仕上げてみました。

ハート形のめはり寿司を4つ合わせると、四つ葉のクローバー風にもなります。最後に桜の塩漬けをトッピングして、ちょっと幸せな気持ちになれそうな寿司弁当の完成です♪

お弁当箱の中の彩りにもおすすめ

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おにぎり弁当を作る際に、めはり寿司をひとつ加えるだけでお弁当箱の中がパッと華やかに。緑の差し色が入ると、全体が引き締まって上品な印象になりますね。

野沢菜の塩気がすし飯になじんで、ランチタイムにはすっかり食べごろに。野沢菜漬けや高菜漬けなど、葉野菜のお漬け物を使って、ぜひ作ってみてくださいね。

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