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瓜ってどんな野菜?
実は日本では縄文時代から栽培され食べられている「瓜」。インドから北アフリカで原産されているメロンが広く伝わり、ヨーロッパに広がった甘みの強い品種群をメロン、東方に伝わった甘みの少ない品種群を瓜と呼んでいます。
「マクワウリ」など生で食べられて甘味のあるもの、「白瓜」「ハグラウリ」など歯ごたえがよく淡泊なもの、漬物として食べるものなど、瓜の品種はさまざま。東方品種系以外にも、洋ナシ形で縦に筋が入っている「隼人瓜」、沖縄で栽培されている赤瓜「モーウィ」などがあります。
日本で言う一般的な瓜とは、「白瓜」のことを指しています。
基本の下処理方法
淡泊な味で歯ごたえのある瓜は、生で食べることができます。特徴を生かして漬物や酢の物にしてよく食べられますが、同じウリ科のきゅうりと比べると水分も少ないため、水っぽくならずに仕上がるんです。
白瓜は縦に切って種とわたを取って使いますが、気になるなら皮を剥いてもOK。アクが気になる場合は水にさらしたり、切った断面をこすりあわせるといいでしょう。基本的にはほかの種類の瓜もこの下処理の方法で対応できますよ。
瓜の和え物レシピ5選
1. さっと作れる!瓜の塩もみ昆布和え
塩昆布があればできてしまう、簡単レシピです。種を取った白瓜をスライスし、ポリ袋に入れて塩を絡めます。しばらく置いて水分を絞り、塩昆布を絡めたらできあがり。簡単に作れるので、あとひと品欲しいときや箸休めにぴったりですよ。ごま油を少し加えて風味を付けてもおいしくいただけます。
2. とろろ昆布が決め手!瓜のさっぱり和え
こちらは瓜を甘酢と和えて、さっぱり食べられるひと品です。にんじんを加えて彩り良く仕上げています。食べる直前にとろろ昆布を加えて和えることで、昆布の旨みが絡んでおいしさがアップ。味付けが良くなるだけでなく、とろろ昆布が瓜と調味料の味をつなげてくれますよ。
3. おつまみにもおすすめ。堅瓜の酒粕和え
お酒のおつまみにぴったりな、堅瓜の酒粕和えです。漬物にすることが多い堅瓜ですが、和え物にアレンジしたひと品。皮やワタを取って食べやすい大きさにスライスし、塩もみして水分を絞ったら、酒粕の入った和え衣と混ぜるだけでできあがり。ごま和えや味噌和えにしても合いますよ。
4. 歯ごたえが楽しめる、瓜と豚しゃぶのさっぱりサラダ
瓜と豚しゃぶのさっぱりサラダです。生で食べられるかぼちゃ「コリンキー」、きゅうり、ズッキーニをスライスして、塩もみしてからゆでた豚肉と合わせています。色合いが鮮やかですが、ほかの瓜でも作ることができますよ。瓜の歯ごたえとさっぱりした味付けがよく合います。
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