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桜鯛ってどんな魚?
春の風物詩のひとつである桜鯛は、3月~6月頃に水揚げされた真鯛のことです。夏に産卵期を迎える真鯛は、この時期になると体の色が赤色からピンク色に変わります。オスは顔のまわりに白い斑点が現れるのが特徴。桜に似た淡い色や、斑点模様が桜の花びらのように見えることから桜鯛と呼ばれています。
「桜鯛」って真鯛なの?
前述の通り、桜鯛は桜が咲く頃に水揚げされる真鯛を指すため、同じ魚です。ただし、カタカナ表記の「サクラダイ」は別種。真鯛はスズキ目タイ科に分類されるのに対し、サクラダイはスズキ目ハタ科に分類されます。
見た目にも違いが。桜鯛は淡いピンク色ですが、サクラダイの体表はオレンジ色です。さらに、サクラダイのオスは体全体に白い斑点があり、メスは背びれの根元に黒い模様があるのが特徴です。サクラダイは美しい見た目で釣り人には人気があるものの、食用として流通することはほとんどありません。
見た目にも違いが。桜鯛は淡いピンク色ですが、サクラダイの体表はオレンジ色です。さらに、サクラダイのオスは体全体に白い斑点があり、メスは背びれの根元に黒い模様があるのが特徴です。サクラダイは美しい見た目で釣り人には人気があるものの、食用として流通することはほとんどありません。
桜鯛の産地
真鯛は、日本近海で一年を通して水揚げされます。天然真鯛は、長崎県や福岡県、愛媛県で多く水揚げされ、養殖は愛媛県や熊本県、高知県の漁獲量が多いです。
桜鯛もこれらの産地で水揚げされるほか、西日本を中心とした日本近海でも水揚げされます。
桜鯛もこれらの産地で水揚げされるほか、西日本を中心とした日本近海でも水揚げされます。
桜鯛っておいくら?
高級魚のイメージが強い鯛ですが、近年は漁獲量が増えたことで価格が下がっています。東京都中央卸売市場によると、2022年4月~6月の天然桜鯛1キロあたりの卸値は600円程度、養殖は800円程度で取引されていました。秋にくらべるとリーズナブルなのも桜鯛の特徴です。
桜鯛のおいしい食べ方
桜鯛は、煮ても、焼いても、蒸してもおいしくいただけます。刺し身や寿司も絶品ですよ。お米にのせて炊きあげる鯛めしも人気です。
淡泊でクセがない桜鯛は、バターやマスタードなどにもマッチします。ムニエルやパスタなどで楽しむのもおすすめです。
淡泊でクセがない桜鯛は、バターやマスタードなどにもマッチします。ムニエルやパスタなどで楽しむのもおすすめです。
旬の時期に味わう桜鯛のアレンジ5選
1. 我が家の定番決定。桜鯛の照り焼き
砂糖やしょうゆなどの基本調味料で作る照り焼きです。おいしさの秘訣は、桜鯛に下味をつけたあと水分をふき取ってから焼くこと。このひと手間でくさみのない上品な味わいになりますよ。ごはんにもおつまみにもぴったりなので、覚えておきたいレシピですね。
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