ライター : 馬原 香織

料理家/料理教室主宰/調理師

真鯛の煮付けのレシピ

Photo by 馬原 香織

調理時間 15
真鯛の煮付けは、ごはんに合う人気の和食ですよね。煮崩れせず、硬くならずふっくらジューシーに煮るコツをマスターすることで、料理初心者の方でもプロの味が味わえますよ。

下処理の方法、煮る時間、煮る方法などを意識して、丁寧に作ってみてください。魚の煮付けはむずかしそう……と敬遠してきた方にもぜひチャレンジしてほしい、基本の煮付けレシピをご紹介します。

材料(2人分)

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  • 真鯛の切り身 2切れ
  • しょうが 1片
  • しょうゆ 大さじ2杯
  • 大さじ3杯
  • 砂糖 大さじ2杯
  • みりん 大さじ1杯
  • 100cc

真鯛の煮付けをおいしく作るポイント

  1. 煮魚は特に魚特有の臭いが残りやすいため、切り身を霜降りして臭みやぬめりを取り除いてから煮る。
  2. 煮魚をふっくらと仕上げる最大のポイントは、中火で短時間で仕上げること。強火は身が硬くなり、長時間煮込むと煮崩れの原因に。
  3. 落とし蓋をすれば、魚を返さなくても熱が回りやすく、煮汁に浸っていない部分にも熱が伝わる。煮崩れ防止と短時間で効率よく味を含ませるために、落とし蓋は必須。
  4. 濃い調味料で煮詰めてしまうと、魚の身がギュッと締まり硬くなる原因になる。煮汁は魚を取り出してから煮詰め、トロッとしたタレをかけて盛り付けるとよい。
  5. 真鯛の切り身はやわらかく、煮崩れしやすい点も注意したいポイント。煮崩れを防ぐため、煮ている途中では触ったり揺すったりせず見守る姿勢で煮る。

作り方

1.真鯛の切り身を霜降りする

真鯛の切り身に熱湯をかける様子

Photo by 馬原 香織

真鯛の切り身に熱湯をかけます。表面の色がさっと変わる程度にとどめ、熱湯をかけすぎないように注意してください。
真鯛の切り身を冷水にとり、血合いや汚れを取り除いてる様子

Photo by 馬原 香織

真鯛の切り身を冷水にとり、血合いや汚れがあれば取り除きます。
真鯛の切り身の水気をキッチンペーパーで拭き取る様子

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真鯛の切り身の水気を、キッチンペーパーでやさしく拭き取ります。

2.しょうがをスライスする

スライスしたしょうがを並べた様子

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しょうがは皮をむき、薄くスライスします。

3.フライパンに調味料としょうがを入れて煮立たせる

フライパンに調味料としょうがと水を入れて煮立たせている様子

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フライパンに調味料としょうがと水を入れて、中火にかけ煮立たせます。

4.真鯛の切り身を入れる

フライパンに真鯛の切り身を入れる様子

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真鯛の切り身を、皮目を上にして入れます。

5.落とし蓋をして煮る

クッキングシートの落とし蓋をのせて煮る様子

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クッキングシートやホイルをかぶせて、中火で8分煮ます。

6.煮汁をかけながら煮る

煮汁をかけながら煮ている様子

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落とし蓋を外し、煮汁をかけながら2分煮ます。

7.煮汁を煮詰める

煮汁を煮詰めている様子

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真鯛の切り身は先に取り出し、煮汁が半分くらいになるまで火を強めて煮詰めます。

8.煮汁をかけて器に盛り付ける

真鯛の煮付けを器に盛り付けた様子

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真鯛の切り身を器にのせ、煮汁をかけて盛り付けます。

ごはんがすすむ。ふっくら甘辛い煮付けを作ろう!

魚の煮付けはむずかしい印象がありますが、一度作り方をマスターしてしまえば意外と簡単に作れる料理です。調理時間も短く、触らず見守る工程も多いので、それほど手はかかりませんよ。

こっくり甘辛くごはんがすすむ真鯛の煮付けは、ほっとする家庭の味わいですよね。ぜひ真鯛の煮付けの作り方をマスターして、ご家庭の定番料理にしてください。

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