ライター : mezamashicook

管理栄養士、トマト愛好家

連子鯛ってどんな魚?

スズキ目タイ科キダイ属に分類される連子鯛をご存知ですか。レンコダイと呼ばれ、真鯛にそっくりな形をしています。料理でも扱いやすい大きさをしているため、御祝い事の席でも真鯛の代わりに提供されることもしばしばあります。

連子鯛は別名黄鯛(キダイ)とも呼ばれます。体表が幅広く黄色がかっていて、顔も黄色い部分があることからキダイと呼ばれているようです。生息場所は、日本海及び太平洋から東シナ海、オーストラリアに近いところまで分布しています。

年間を通じて味は安定していますが、真鯛の味が落ちる夏に重宝されているようです。秋以降は脂の量は半分になってしまいますので、特に6~8月はもっとも脂がのっておいしい旬の時期と言えます。

どんな味がするの?

連子鯛は水分の多い白身魚です。真鯛と比べると味が少し落ちてしまいますが、皮までやわらかいので丸ごと1匹の料理には使いやすいですよ。味にクセがなくどんな料理にも使うことができます。

蓮子鯛の定番料理は塩焼き。もちろん生のまま刺身や寿司、酢締め、煮つけや唐揚げとオールマイティに活躍してくれます。平き干しにしたり、汁物に入れても良い出汁がでて、かまぼこなどの練り物の材料として使われることもあるようです。大きさが手ごろなこともあり、披露宴で提供される鯛の塩焼きや折詰に入れたりと重宝する魚ですよ。

連子鯛の焼きレシピ6選

1. 爽やか。連子鯛のさっぱりレモンバターソテー

オシャレな連子鯛のレモンバターソテーです。新鮮な連子鯛を使えば、さっと加熱するだけでふんわりやわらかい食感を楽しめますよ。レモンをしぼり、爽やかな香りとバターの芳醇な香りで食欲をそそられます。きれいに盛りつければ、お店でいただけそうなワンプレートの完成ですね。

2. おもてなしに。連子鯛の華やかグリル

とっても豪華な調味料で連子鯛のグリルを作りましょう。にんにく、アンチョビ、レモンなどで香り高く、風味豊かなソースが完成します。あさりの旨味がたっぷりのひと品!大皿に盛りつければ、おもてなし料理にもぴったりですよ。連子鯛の赤、レモンの黄色、パセリの緑で華やかですね。

3. 旨味たっぷりのソースとともに。連子鯛のポワレ

トマトジュースを使う連子鯛のポワレのレシピです。野菜をふんだんに使い、つぶつぶ感が残るトマトソースが、連子鯛によく絡みますよ。淡白な味わいの白身魚に風味豊かなソースは相性抜群!コース料理のひと品の様ですね。小麦粉をつけて焼くとサクッと歯ごたえがありますよ。

4. 旨味がぎゅっ。蓮子鯛のホイル焼き

食材の旨味を存分に楽しめるホイル焼きはいかがですか。食材をアルミホイルに入れるだけなのでとっても簡単ですよ。ローズマリーを入れるので、アルミホイルを開けた瞬間、香りがふわっと広がります。材料をホイル旬の野菜を入れてアレンジしてもOK。

編集部のおすすめ