ライター : 佐々木 梓

管理栄養士

妊産婦食アドバイザー、インナービューティーダイエットアドバイザー。医療機関の管理栄養士として、乳幼児から高齢者まで幅広い対象者に向けた食事カウンセリングをおこなう。料理教室…もっとみる

生理痛はなぜ起こる?

生理中は子宮内膜からプロスタグランジンというホルモンが分泌されます。プロスタグランジンは子宮を収縮させて、不要になった粘膜や血液を体外に押し出すはたらきをしています。

このプロスタグランジンの分泌量が多い人は、必要以上に子宮が収縮してしまうため痛みが起き、生理痛の原因となる場合があります。

まだ詳しいメカニズムは明らかにされていませんが、体を温めたり生理中に良いとされている栄養素を摂り入れることによって、つらい症状を抑えることに繋がりますよ。(※1,2)

生理中に避けたい食べ物

体を冷やす食べ物

体が冷えると血管が収縮し血行が悪くなります。血行が悪くなると、子宮の筋肉が凝り固まったようになり、うまく子宮内膜を排出することができなくなってしまいます。

すると、子宮を収縮させようとプロスタグランジンの分泌量が増えてしまい、さらに強い子宮収縮が起こり、生理痛がひどくなってしまうのです。

冷たい飲み物やアイスなどは体を冷やしてしまうため避けるようにしましょう。(※2)

カフェインを含む食べ物

カフェインは血管収縮作用があるため、摂取しすぎると血行が悪くなってしまいます。血行が悪くなると、上記にもある通り、生理痛が悪化してしまいます。カフェインを含むコーヒー、紅茶は大量摂取をしないように気を付けましょう。(※2)

インスタント食品

とくに生理中は、つらい症状を抑える栄養素をきちんと摂るため、栄養バランスの整った食事をすることが大切です。

添加物を多く含んだインスタント食品ばかりを食べていると、身体に必要な栄養が不足してしまいますので、主食や主菜、副菜、汁物をそろえたバランスの良い食事を心がけましょう。(※3)

糖分の多い食べ物

クッキー、ケーキ、アイスクリームなど、糖分を多く含む食べ物を摂取すると血糖値が急激に上昇します。すると血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが分泌されるのですが、このインスリンが放出され血糖値が下がる際に、体温も下がってしまうと言われています。

生理中に体が冷えてしまうと、生理痛が悪化してしまうおそれが。糖分の摂りすぎには注意が必要です。(※4)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
この記事に関するキーワード

特集

FEATURE CONTENTS