温度計なしでも。クロテッドクリームのいろいろな作り方

鍋で直接加熱する方法

Photo by ヤマモトマコ

鍋に直接生クリームを入れて火にかけ、カスタードクリームを炊く要領で生クリームの乳脂肪分の濃度を上げる方法です。生クリームが沸騰したら弱火に調節し、絶えずゴムベラでかき混ぜながら、とろみがつくまで加熱しましょう。マヨネーズくらいの固さになったら、ラップを敷いたバットに広げ、冷やせば完成です。余りの生クリームが出ず、たくさんクロテッドクリームができるのでおすすめですよ。

シェイクして作る方法

ペットボトルやシェイカーのような密閉性の高い容器に入れ、シャカシャカ振ることで代用クロテッドクリームを作ります。振りすぎると、乳脂肪分が生クリームから分離しすぎて、クロテッドクリームよりもさらに乳脂肪分の高いバターになるので注意してください。もったりクリーミーな状態に仕上がるように、確認しながら進めましょう。

電子レンジで作る方法

バット型の耐熱容器に生クリームを入れ、電子レンジの解凍モードで30分ほど加熱します。冷めたら冷蔵庫に入れ、半日~1日ゆっくり冷やしましょう。バット型の容器を使用することで表面積が増え、たくさんクロテッドクリームが作れますよ。

ヨーグルトメーカーで作る方法

ヨーグルトメーカーを持っているなら、クロテッドクリーム作りにぜひ活用してみてください。生クリームを専用の容器に入れ、水滴防止のためにキッチンペーパーを容器の上部に輪ゴムで留めます。65~70℃に設定したヨーグルトメーカーに入れ、15~20時間保温すれば完成です。

クロテッドクリームのおすすめの食べ方

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スコーンの相棒というイメージが強いクロテッドクリームですが、カレーライスに添えて欧風カレーにしたり、オムレツに入れてリッチな味わいに仕上げたりと料理でも活躍します。特におすすめなのが、パンケーキにのせて食べる方法です。バターよりもホットケーキ全体になじみやすく、ミルキーな風味がメープルシロップやはちみつとも相性抜群ですよ。

手作りクロテッドクリームで贅沢なティータイムを

濃厚で風味豊かなクロテッドクリーム。手作りすれば、スコーンにたっぷり塗って贅沢なティータイムをおうちでも楽しめます。また、クロテッドクリームはスコーンだけでなく、料理やお菓子にプラスするのもおすすめです。ご紹介したようにいろいろな方法で作れるので、お好みの作り方でぜひクロテッドクリーム作りにチャレンジしてみてくださいね。

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