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本格濃厚。クロテッドクリームの作り方
調理時間
30分
*冷やす時間はのぞく
イギリス・デボンシャー地方で古くから作られているクロテッドクリーム。生クリームとバターの中間のようなミルキーかつ濃厚なクリームは、スコーンのお供としてイギリスの喫茶文化には欠かせないアイテムです。
本来は脂肪分の高い牛乳をとろ火でゆっくり煮詰め、表面に張った濃厚な乳脂肪分を集めて作られますが、生クリームを使用すれば時短でクロテッドクリームの代用品が作れるんです。作り方はとても簡単。味も食感も本格的に仕上がるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
本来は脂肪分の高い牛乳をとろ火でゆっくり煮詰め、表面に張った濃厚な乳脂肪分を集めて作られますが、生クリームを使用すれば時短でクロテッドクリームの代用品が作れるんです。作り方はとても簡単。味も食感も本格的に仕上がるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
コツ・ポイント
- ガラスやステンレスなど、熱伝導の良いボウルを使用する
- 大きめのボウルを使用して、湯せんへの水没を防ぐ
- 高乳脂肪の純生クリームを使用することで、時短&取れ高アップ
- 集めた乳脂肪分をしっかり混ぜ、なめらかクリームに
プラスチックのボウルを使用すると生クリームになかなか熱が伝わりません。熱伝導のより良いガラスやステンレスなどのボウルを使いましょう。また、大きなボウルを使うことで、湯せんへの水没を防ぐとともに、表面積が増えることで取れ高がアップします。
スーパーではいろいろな乳脂肪分の生クリームが売られていますが、なるべく乳脂肪分の高い純生クリームを購入しましょう。植物性のホイップクリームには乳脂肪が入っていない(少ない)ので、使用しないように注意してください。
スーパーではいろいろな乳脂肪分の生クリームが売られていますが、なるべく乳脂肪分の高い純生クリームを購入しましょう。植物性のホイップクリームには乳脂肪が入っていない(少ない)ので、使用しないように注意してください。
材料(1~2人前)
- 純生クリーム(45~47%) 200cc
下準備
お湯を沸かす
Photo by ヤマモトマコ
ボウルに入れた生クリームが完全に浸かるくらいの量のお湯を用意します。ボウルを湯せんにかけると、お湯の温度がいったん下がるので、最初に用意するお湯は沸騰させておいてください。
作り方
1.生クリームを湯せんにかける
Photo by ヤマモトマコ
生クリームを入れたボウルを湯せんで温めます。
Photo by ヤマモトマコ
ボウルを湯せんにかけたら極弱火~弱火にします。お湯は80~90℃をキープしましょう。
Photo by ヤマモトマコ
しばらくすると、表面に膜が貼ってきます。
Photo by ヤマモトマコ
30分程度湯せんで温めると、しっかりとした乳脂肪分の膜ができます。この状態になったら、湯せんにつけたまま粗熱を取ります。
2.冷蔵庫で冷やす
Photo by ヤマモトマコ
粗熱が取れたらラップをせずに冷蔵庫で冷やします。ラップをしないことで、水滴がクロテッドクリームに落ち、水っぽくなるのを防ぎます。半日程度冷蔵庫でゆっくり冷やすと、表面にクリーム状の乳脂肪が集まります。
Photo by ヤマモトマコ
表面に集まった乳脂肪をゴムベラでそっと取り、なめらかになるまで混ぜれば完成です!残りの生クリームで同様の作業を繰り返すと、取れ高は減りますがクロテッドクリームを増産できますよ。
Photo by ヤマモトマコ
スコーンにたっぷり付けて召し上がれ。
クロテッドクリームの保存方法・日持ち
クロテッドクリームは乾燥しないように、しっかりラップまたは密閉性のある清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。冷凍保存はクリームが離水するためおすすめしません。冷蔵保存し、なるべく当日中か遅くても2~3日中に使い切ってくださいね。
余った生クリームの活用方法
余った生クリームは、料理やお菓子作りに再利用可能です。カルボナーラやキッシュなどに使用したり、チョコレートガナッシュの材料にしたりと活用できます。ただし、加熱した生クリームは上手く泡立たない可能性もあるので、ムースのようにホイップクリームを使用するレシピに再利用するのはやめましょう。
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