目次
骨までやわらかい。さんまの甘露煮
調理時間
60分
さんまを濃いめに甘辛く煮詰めた甘露煮は、ごはんにぴったりのおかず。圧力鍋を使えば短時間で骨までホロホロになります。むずかしそうに思うかもしれませんが、臭みが出ないようにひと工夫すれば、簡単においしく作れますよ。
材料(3〜4人分)
コツ・ポイント
- 最初に酢と多めの酒でしっかり火を通すことが、魚独特の臭みを感じさせないコツ。また、酢の効果で骨までしっかりやわらかくなります。
- 圧力鍋ではなく、普通の鍋でもさんまの甘露煮は作れます。普通の鍋の場合は、弱火で1時間コトコト煮ればOK。途中で煮汁が煮詰まった場合は、水を足しながら煮てください。1時間煮たら、しょうゆ、砂糖、みりんを加えて味付けしましょう。
さんまの下ごしらえ
1. うろこがついている場合は、包丁の刃先でなでるようにして取り除く
2. さんまを水洗いし、キッチンペーパーで水気を拭き取る
3. 肛門より少し頭側の部分に、腹側から包丁を入れて1cmほどの切り込みを入れる
4. さんまの頭の付け根に、背中側から包丁を入れて腹側半分ほど残して切る
5. 片手でさんまの胴体を押さえながら、もう片手で頭を持ちゆっくり引っ張って内臓を抜き取る
作り方
1.さんまをカットする

Photo by ako0811
下ごしらえしたさんまに、分量外の塩を薄く全体にまぶします。15分ほど置いて、出てきた水分をクッキングペーパーでふき取ります。食べやすい大きさ(ここでは3cm幅)に、ぶつ切りにします。
2.さんまをしょうが、酒、酢で煮る

Photo by ako0811
薄切りにしたしょうが、酒、酢、さんまを圧力鍋に入れて、15分ほど加圧調理します。
3.みりん、砂糖、しょうゆを加え煮詰める

Photo by ako0811
みりん、砂糖、しょうゆを加え、30分ほどコトコト煮詰めます。味が全体になじむように、途中でひっくり返しながら煮ましょう。

Photo by ako0811
30分ほど煮詰めると、汁気が飛んで照りが出てきます。底に汁が少し残る程度になり、汁もとろりと質感が変わって飴色になります。煮詰めすぎると焦げ付きやすくなるので注意してください。

Photo by ako0811
器に盛り付けて完成です。
さんまの甘露煮はごはんと相性抜群!
飴色になるまで煮詰めた甘露煮は、しっかり味でごはんと相性抜群です。晩ごはんのおかずにはもちろん、お弁当やおつまみにも重宝しますよ。レシピでは圧力鍋を使いましたが、普通の鍋でもおいしく作れます。ぜひレシピやポイントを参考にして、さんまの甘露煮を作ってみてくださいね。
煮魚の人気ランキング