ライター : 朝戸尚子

管理栄養士 / webライター

鶏胸肉がダイエットにおすすめな理由

おすすめな理由

  1. 鶏肉のほかの部位と比べて低カロリー
  2. 高たんぱく・低脂質
  3. ビタミンB群が含まれている
  4. 値段が安価で取り入れやすい

鶏肉のほかの部位と比べて低カロリー

鶏胸肉のカロリーは100gあたり133kcalです。鶏肉のほかの部位と比べてみると、鶏もも肉は190kcal、手羽は189kcalなので、より低カロリーな部位といえるでしょう。

ちなみに鶏胸肉の皮を外すと、100gあたりのカロリーは105kcalまで下がります。皮なしで調理すると、より摂取カロリーを減らせますよ。(※1,2,3,4)

高たんぱく・低脂質

鶏胸肉100gあたりのたんぱく質量は21.3g、脂質は5.9gと、高たんぱくかつ低脂質な食材です。

ダイエット中とはいえたんぱく質は不可欠な栄養素。たんぱく質が不足すると筋肉量や基礎代謝が落ちてしまい、脂肪を燃焼しづらくなります。健康的なダイエットのためには、たんぱく質をしっかりと摂ることが大切なので、鶏胸肉が役立ちますよ。(※1,5)

ビタミンB群が含まれている

ビタミンB群は三大栄養素の代謝に欠かせない栄養素です。ビタミンB群が不足すると、糖質やたんぱく質、脂質の代謝は進まず、体内に蓄積されてしまいます。

特に食事で摂った糖質を効率よくエネルギーに変換してくれるビタミンB1、三大栄養素の代謝を促すビタミンB2はダイエット中に摂りたい栄養素ですが、鶏胸肉にも含まれていますよ。(※1,6,7)

値段が安価で取り入れやすい

鶏胸肉はほかの肉類である豚肉や牛肉と比べて、値段が安価という特徴もあります。

食事の内容を変えるダイエットでは1か月前後の期間、コツコツと継続することが大切です。値段が高価な食材は継続がむずかしいですが、鶏胸肉なら毎日手軽に取り入れられますね。(※8)

鶏胸肉ダイエットのやり方は?

まずは一日のうち1食の主菜を、鶏胸肉に変えてみましょう。ただし鶏胸肉だけを食べればいいというわけではありません。特定の食品だけを食べるダイエットでは、必要な栄養素の摂取量が不足し健康を損なうリスクがあります。ほかの食材とともにバランスのいい食事を心がけましょう。

また鶏胸肉が低カロリーだからといって、食べ過ぎには注意しましょう。摂り過ぎたエネルギーは、体脂肪として蓄えられてしまいます。鶏胸肉を1食に食べる量の目安は「片手のひらの厚みと大きさ」。適度に食事に取り入れてみてくださいね。(※9,10,11)
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