後期(生後9~11ヶ月ごろ)の調理のポイント

生後9~11ヶ月の離乳食「後期」は、バナナの固さが目安です。まだ歯が生えそろっていないため、歯ぐきで潰して食べます。きゅうりの皮がついていると歯ぐきで潰せないので、皮を取り除いあげましょう。 大きいとまだ食べられないので、5~8mm角に切ってあげてください。この時期は、オムレツの具にしたり、スープに入れて与えるのもおすすめです。(※1,2,3)

きゅうりを離乳食で使うときの調理別ポイント

電子レンジの場合

電子レンジで加熱する場合には、加熱時にラップをふんわりとかけましょう。 ラップをピタッとかけて加熱をすると、破裂してしまうことがあるため、ふんわりとラップをすることで空気の通り道ができ、破裂を防ぐことができます。ふたを使う場合には、少しずらすのがコツ。 離乳食は少量なので、加熱時間は10秒ずつ様子を見ながらレンジにかけるのがおすすめです。加熱しすぎると、固くなってしまいますので注意してください。(※2)

炒める場合

中期(7〜8ヶ月ごろ)から油が使えるようになるので、炒める調理ができます。この時期は細かく刻んだみじん切りの状態のものを与えるため、炒める際には焦がさないように気をつけてくださいね。焦げてしまったり、加熱のしすぎて固くなってしまうと食べにくくなってしまいます。 炒める前に電子レンジで加熱をしたり、ゆでたりして、やわらかくしてから炒めると、油の量も少しで済みますよ。(※1,2)

冷凍する場合

離乳食の場合は、生の状態のままではなく、加熱したものを冷凍してください。加熱調理した食材は、しっかり冷ましてから冷凍庫へ入れましょう。1回で使う分だけに小分けをして、冷凍しておくと使いやすくなります。 保存期限は1週間以内が目安です。冷凍後も劣化は進むので、1週間以内に使い切りましょう。使い忘れ防止のために、容器や袋に調理日を記載しておくことをおすすめします。(※2)

離乳食できゅうりをつかったおすすめレシピ3選

1. 【離乳食初期】きゅうりのペースト

離乳食の初期は、皮も種もとり除くとより食べやすくなります。弱火で10分煮る、すり鉢はブレンダーにかけると滑らかに仕上がりに。 一度にたくさん出来上がるので1食分ずつに小分けで冷凍して、使ってくださいね。

2. 【離乳食中期】マグロときゅうりのお粥

これひとつでごはん、魚、野菜がバランスよくとることができます。マグロの刺身を使っているので、下処理もなく、簡単に魚を取り入れることができます。 きゅうりの皮を剥いて、ゆでることでやわらかくなり、食べやすくなります。

編集部のおすすめ