ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

野菜ソムリエ直伝。きゅうりの浅漬け

Photo by 稲吉永恵

調理時間 15
*冷蔵庫でねかせる時間を含みません
保存期間:冷蔵庫で2日程度

きゅうりの浅漬けは、手軽に作れてある程度時間をおくだけで食べられるのが大きなポイント。きちんと下ごしらえをすることで、市販の浅漬けの素を使わなくてもおいしく作れますよ。箸休めやおつまみ、サラダ代わりにもってこい♪ ぜひ試してみてくださいね。

材料(作りやすい分量)

Photo by 稲吉永恵

おいしく作るコツ3つ

  1. きゅうりは板ずりをする
  2. きゅうりは軽く皮をむき、1cm弱の斜め切りにする
  3. きゅうりは塩もみをして、出た水分は捨てる

下ごしらえ

きゅうりを板ずりする

きゅうりを板ずりする様子

Photo by 稲吉永恵

きゅうりに塩(分量外)をふり、手の平できゅうりをゴロゴロと前後に転がして板ずりをします。きゅうりのアクやえぐみが抜けて、きゅうり本来のおいしさを引き出せます。板ずりをしたら、きゅうりは流水で洗います。

作り方

1.きゅうりを切る

きゅうりの皮をピーラーでむく様子

Photo by 稲吉永恵

きゅうりの皮は、2ヶ所ほどピーラーでむきます。短時間で味を染みやすくするためです。
まな板におかれた斜め切りのきゅうり

Photo by 稲吉永恵

きゅうりは1cm弱の斜め切りにします。食感を楽しめます。

2.塩もみする

ポリ袋に入ったきゅうりと塩

Photo by 稲吉永恵

きゅうりをポリ袋に入れ、塩を加えます。
ポリ袋に入ったきゅうりを塩もみする様子

Photo by 稲吉永恵

ポリ袋の口を閉じ、塩もみします。
ポリ袋に出たきゅうりの水分

Photo by 稲吉永恵

きゅうりから水分が出るまで、10分ほどおきます。塩もみすることで、余分な水分が抜けて味が染みやすくなります。出た水分は捨てましょう。

3.味付けをする

ジッパー付き保存袋に入ったきゅうりに昆布だしの素を入れる様子

Photo by 稲吉永恵

きゅうりをジッパー付き保存袋(新しいポリ袋でもよい)に入れ、昆布だしの素ときび砂糖を入れます。
ジッパー付き保存袋に入ったきゅうりと調味料をもむ様子

Photo by 稲吉永恵

口を閉じてもみ、冷蔵庫に入れて30分ほどおきます。

4.できあがり

白色の楕円の小皿に盛られたきゅうりの浅漬け

Photo by 稲吉永恵

器に盛り付け、ごまをひねりながらふってできあがりです。お好みでかつおぶしや七味唐辛子をふってもおいしいです。

よくある質問

質問回答
1. 漬ける時間はどのくらい?冷蔵庫で30分
2. すぐに食べたいときはどうすればよい?きゅうりを薄切りや蛇腹切りにする
3. 日持ちはどのくらい?ジッパー付き保存袋や保存容器に入れて冷蔵庫で2日程度
4. 板ずりは必ず必要?必要。
きゅうりのアクやえぐみが抜き、きゅうり本来のおいしさを引き出すため
5. 板ずりの効果は何?アク抜き
きゅうりの色が鮮やかになる
6. きゅうりの切り方は?1cm弱ほどの斜め切りがおすすめ
きゅうりの食感が楽しめる
7. 味が濃くなりすぎた場合はどうすればよい?水200cc当たり塩小さじ1/2杯の塩水を作り、30分〜1時間程度きゅうりを浸しておくと塩が抜ける
8. 味が薄い場合はどうすればよい?しょうゆをかける
塩を加えてもむ
9. 具材のアレンジは?大葉やしょうが、ゆずの皮を千切りにして加えると風味が増す
昆布を細切りにして加えると旨味が増す
キャベツやセロリ、大根などを一緒に漬けてもおいしい
(キャベツはざく切り、セロリは斜め切りにする。大根は拍子切りにし、きゅうりを一緒に漬ける場合きゅうりは縦半分に切って斜め切りするとよい。同様に塩もみをして味付けをする)
10. 味変はできる?しょうゆを加えて旨味アップ
ごま油を加えて風味豊かに
ラー油や柚子こしょうを加えてピリッとアクセント
11. 余ったときのリメイクは?マヨネーズで和えてサラダにする
刻んでごはんに混ぜておにぎりにする
チャーハンや焼きそばの具材にする
刻んでポテトサラダやツナサラダに入れる

おいしいきゅうりの浅漬けを手軽に作ろう

きゅうりの浅漬けは、簡単に作れて短い漬け時間で食べられるのがうれしいところ。その分あまり日持ちしませんが、きゅうり本来のみずみずしさやよい食感を味わうためにも、その日か翌日のうちに食べるのがおすすめです。

ご紹介したきゅうりの浅漬けは基本的な味付けなので、アレンジ自在。いろいろな薬味や調味料を加えて、お好みの味わいに仕上げてくださいね。

編集部のおすすめ