干し芋

・100gあたり
エネルギー量(カロリー)……277kcal
糖質量……66.0g

・1枚(20g)あたり
エネルギー量(カロリー)……55kcal
糖質量……13.2g(※9,10)

※ 参考文献9は干し芋1枚の重量のみ参照しています。

調理方法が異なるとカロリーが変動する理由

加熱や加工によってさつまいもに含まれる水分が減ると、同じ量でもカロリーと糖質量が変化します。

例えば、干し芋は水分を飛ばして乾燥している分、栄養素が凝縮されて少量でもカロリーが高くなります。焼き芋も加熱する際に水分が蒸発するので、生のさつまいもと比べるとカロリーや糖質が高くなります。

一方で、蒸気で加熱する蒸かし芋は、水分が保たれるのが特徴。カロリーや糖質量は、生のさつまいもとほとんど変わりません。(※1,5,7,9)

さつまいもを食べてダイエットもできる!

さつまいもダイエットは、主食と置き換えるのが一般的。しかし、さつまいもは、ご飯や麺類などと比べると甘みが強い食材。主食として置き換えると、ほかの料理との相性が悪い場合があります。

おすすめのダイエットは、おやつ代わりにさつまいもを食べる方法。ドーナッツやビスケットなどの菓子類と比べ、糖質や脂質が低いので、摂取カロリーを抑えられます。

また、さつまいもには、水溶性食物繊維が含まれています。水溶性食物繊維は粘着性で、胃腸内をゆっくりと移動するため、腹持ちがよくお腹が空きにくくなりますよ。(※1,11,12,13)

ダイエット中におすすめなさつまいもの食べ方

ダイエット中にさつまいもを食べるときは、カロリーが高い干し芋より、焼き芋や蒸かし芋を選びましょう。調味料を使う場合は、少量に抑えることが大切。例えば、砂糖やはちみつには糖質が、バターやマヨネーズには脂質が多く含まれているので、つけすぎには注意が必要です。

また、皮の部分も残さず、一緒に食べるのがおすすめ。さつまいもの皮には抗酸化作用があるアントシアニンや、脂肪の吸収を抑えるクロロゲン酸が含まれていますよ。(※5,7,10,14)

さつまいもを使う。ダイエット中におすすめのレシピ7選

1. オーブンで作る焼き芋

自宅で簡単に作れる、焼き芋のレシピです。オーブンを使うため、火加減の調節が必要なく、簡単に作れます。濡らしたキッチンペーパーでさつまいもを包むので、ほど良く水分が残り、ホクホクとした食感になりますよ。

2. さつまいもとごぼうの煮物

さつまいもとごぼうのシンプルな煮物です。さつまいもに含まれる水溶性食物繊維は、ごぼうにも豊富。水溶性食物繊維は、胃腸内をゆっくりと移動して腹持ちを良くするだけでなく、糖質の吸収を穏やかにする作用もありますよ。(※1,13)
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