ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

松茸の保存方法【常温の場合】

高価だからこそ保存に気を遣う松茸。どれくらい日持ちするのか、どんな保存方法がベストなのか、よくわからないという人も多いのではないでしょうか。松茸は香りが命。購入したらなるべく早く食べるのがおすすめです。

松茸は常温・冷蔵・冷凍で保存が可能。常温よりも冷蔵、冷蔵より冷凍のほうが保存期間は長くなりますが、いずれの保存方法も時間の経過と共に風味が落ちます。なるべく早めに食べるようにしてください。

保存方法

松茸の汚れをぬれぶきんで拭き取り、根元の石づきの周囲を包丁で削り落とします。保存方法のポイントは新聞紙やキッチンペーパーなどで松茸を包み、直射日光が当たらない風通しのよい場所におくこと。松茸を常温で保存する場合、保存期間の目安は1日程度です。

保存するときのポイント

保存の際、水洗いはNGです。水洗いすると傷みが早くなり、風味や香りも落ちてしまいます。2日以上経つ場合は、冷蔵室か冷凍室での保存がおすすめですよ。

おすすめの食べ方

料理初心者さんでもおいしく食べることができる、おすすめは「松茸のホイル焼き」です。おいしく作るコツは、松茸を手で裂くこと。手で裂くことで芳醇な香りを堪能できます。

ホイルをしいて松茸をおき、酒と塩を振りかけて包んだら、トースターや魚焼きグリルで弱~中火で7分ほど焼きましょう。松茸がしっとりしたら完成です。焼き過ぎないように気をつけてくださいね。
松茸をトースターで蒸し焼きにする簡単レシピです。食べ頃のサインは松茸が少し汗をかいているくらい。食べるときはすだちを搾ったり、ポン酢しょうゆをたらしたり、しょうゆをかけたり、お好みでどうぞ♪ 松茸そのものの香りを存分に味わえます。

松茸の保存方法【冷蔵の場合】

松茸の冷蔵保存できる目安の期間は3〜4日ほど。日が経つほどに風味が落ちるため、なるべく早めに食べたり調理したりするのがおいしく味わうポイントです。

保存方法

松茸は常温保存と同様に、汚れを拭いて根元の石づきの周囲を包丁で削り落とします。1本ずつ新聞紙やキッチペーパーに包んで保存袋に入れ、なるべく空気を抜いて封をしましょう。新聞紙やキッチペーパーに包んだあと、ラップでしっかり包んでもOK。冷蔵庫の野菜室で保存してください。

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