天ぷら

天ぷらはきれいに盛り付けられて出てきます。こちらも食べるときは盛り付けを崩さないように気を付けて。天つゆを使って食べるときは垂れて落ちないように天つゆの器を持ち、静かにつゆにつけて口に運びます。

御膳とお酒

コースの締めであるごはんと汁物、漬物の三点が出たら、お酒の追加はストップ。夢中になって飲んでしまわないように気をつけてくださいね。

マナー違反に要注意

おしぼりで顔や首を拭くのはマナー違反です。 また、同じタイミングで料理が2つ出てきたときはバランスよく食べ進めることが大切。ひとつのものに集中して食べるのはきれいな食べ方に思えますが、実はマナー違反なので気を付けましょう。 箸の使い方についてのマナーも要チェック。箸の上下をひっくり返す「返し箸」 箸の先端を料理に突き刺して食べる「刺し箸」 箸で器を寄せる「寄せ箸」 器の上で箸がさまよう「迷い箸」 箸先を舐める「ねぶり箸」など。どれも覚えておくだけでマナー違反を防げますよ。

中華の基本のテーブルマナー

基本のテーブルマナー

中華料理で目にする円卓は、共有スペースであるという考え方を持ちましょう。回転台は料理の大皿や調味料などを置いて回し、個人の食器やお酒などは置かないようにしてください。 大皿料理は、席の一番奥に座る目上の人から取り分けるようにしましょう。円卓は時計回りに動かし、順番に料理が行きわたるよう巡回させます。全員に料理が行き渡ったのを確認したら、食事に箸をつけてOKです。 基本的には器や皿は持ち上げず、箸とレンゲを口に持っていくので、器には口をつけません。料理を取り分けるときの取り皿はどんどん取り替えてOK。 それ以外については食べるのもマナーもあまり気を使いすぎる必要はありません。気を遣ってほかの人に料理を取り分けたり、箸をひっくり返して使うのも失礼。お茶やお酒も基本的に自分で継ぎ足します。もったいないようですが、食事を少し残すのも「もう十分楽しんだ」と示す中華式のマナーなんです。中華料理は、みんなが楽しく食事をともにできることこそがマナーと言えます。

食事のとり方

前菜とスープ

前菜は料理がなくなるまでテーブルに置かれます。とるときは盛り付けを崩さないようにすること。スープは大きな器にまとめて出るので、スープ用の器に取り分けていただきましょう。レンゲですくうときはひとくちで飲める量だけすくいます。音を出して飲むのはNG。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ