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季節を味わう!「八寸」とは?
懐石料理での位置づけ
八寸は、懐石料理の品書きやメニューのなかでは、前菜にあたります。料理の盛り合わせになるので、季節によって食材も変わります。珍味などが盛られていることが多く、お酒の肴にはぴったり。来店したお客様をもてなし、お酒を酌み交わす場面で出される料理です。
季節を感じる前菜料理
八寸は、四方の杉で作った低いふちのある盆や、日本料理にあるひと皿に盛り付けます。季節の山の幸・海の幸を少しずつを楽しむ料理です。前菜の盛り合わせを想像するとわかりやすいのではないでしょうか。
「八寸」とは懐石料理の専門用語でもあり、見た目も華やかで、趣向を凝らしたものが多く見られます。
「八寸」とは懐石料理の専門用語でもあり、見た目も華やかで、趣向を凝らしたものが多く見られます。
春の八寸
よく用いられる食材
春の八寸には、コゴミや竹の子、菜の花など春野菜がよく用いられます。大人な苦味がお酒によく合いますよね。白魚や鯛、ハマグリなども春に旬を迎え八寸でよく使用されています。春にしか食べられない食材が盛り沢山です。
春を味わう八寸の一例
ほんのり苦味がクセになる菜の花のからし和え
春の食材を代表する菜の花。八寸には欠かせない春の食材です。菜の花は、花焼き、天ぷら、おひたし、和物など、いろんな食材と合わせ、菜の花尽くしの八寸も素敵かもしれません。
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