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いちごの品種!定番のものから新種まで
1. あきひめ
あきひめは静岡県の故・萩原章弘(はぎわらあきひろ)氏が交配・育成を繰り返して登録された品種です。章姫(あきひめ)の「章」は育成者の名前にちなんでいます。あきひめの果肉の形は、大きめの円錐型です。果肉の中心部は白く、表面に近いところはピンクがかっています。
味わい
あきひめの果実はやわらかくてジューシー!酸味があまりないので、しっかりした甘みを感じられる品種です。栽培環境で水っぽいものもありますが、形も割ときれいなのでケーキのトッピングにも向いています。
2. とちおとめ
とちおとめは栃木県で「久留米49号」と「栃の峰」を交配して生まれたいちごです。現在では、全国でもっとも多く作られている品種で、栃木県で作られるいちごの9割はとちおとめになっています。
味わい
甘味と酸味のバランスがいいとちおとめ。どちらかと言うと、酸味より甘味の方が強いようです。果肉もギュッと締まっている割にジューシーな果汁を味わうことができます。
3. さちのか
さちのかは農林水産省野菜茶業試験場久留米支場で「とよのか」と「アイベリー」を交配・育成した品種です。長崎県や佐賀県を中心に栽培され、ほかのいちごに比べてビタミンCの含有量が多いのが特徴。
味わい
さちのかは香りがやや強く、酸味と甘味のバランスもいいいちごです。大きめの円錐型をしていて、果皮の色は濃い赤、果肉や中心は淡い赤色をしています。酸化すると黒ずんでしまいますが、新鮮なものは鮮やかな赤色なのでジャムやピューレとしても使うのもおすすめ。
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