7. ロイヤルクイーン

ロイヤルクイーンは、「アスカウェブ」と炭疽病抵抗系系の品種の交配によって誕生した国産の品種です。栃木県で栽培され、クリスマスや節句の時期には「紅いルビー」として重宝されています。微生物農薬「ボトキラー」を使い「安心・安全」ないちごなため、価格は少々お高めです。

味わい

「深紅のストロベリー」とも言われるロイヤルクイーンは、表皮も果肉も真っ赤!水やりを極限まで抑えた栽培方法なので、濃厚で甘味が凝縮しています。果肉は硬い方ではありませんが、ジューシーで酸味は少ない方です。

8. 初恋の香り

白いいちごの先駆けとなった初恋の香り。山梨県の三好アグリテック株式会社という種苗会社が開発した品種です。初恋をした時の気持ちや頬のピンクに染まるかわいらしさがこの品種と重なったことから、淡いピンクをイメージして名付けられました。

味わい

白いいちごを見ると甘くなさそうな先入観を抱いてしまいますが、味は赤いいちごと大差はありません。艶がよく、ほんのりピンクがかった白色をしています。果肉は香りがいいので贈答用にも喜ばれますよ。

9. さがほのか

佐賀を中心に九州地方で栽培されているさがほのか。「大錦」と「とよのか」」を交配して育成された品種です。佐賀では「とよのか」が一般的でしたが、最近ではさがほのかが主流になってきています。

味わい

さがほのかはほかのいちごに比べて、香りが強いのが特徴です。形は大きめの円錐形で果皮はきれいな紅色、果肉は全体的に白くなっています。酸味が控えめで甘さの方が強く、多汁です。果肉は硬めなので丸ままケーキの飾りにも使えます。

編集部のおすすめ