ライター : きく

糖質制限のデメリット

全体の食事量が減り、栄養バランスが偏る

糖質を減らそうと、ごはんや麺、パンなど、食事のメインになる「炭水化物」を極端に抜いたり、糖質が多く含まれる野菜を抜いてしまうことで、十分な食事量にならなくなり、栄養不足になることがあります。 糖質制限といえば、糖質を減らす代わりに肉類や卵、チーズといったたんぱく質の食事をたくさんとり入れると思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、それだけではな補えない栄養素もたくさんあります。大豆食品や野菜などビタミン、ミネラル、食物繊維をとるためにはこれらの食材も欠かせません。

体調不良や便秘になる

糖質制限中に、炭水化物の量を減らすことで体調不良や便秘になるという人もいます。炭水化物を減らすことで十分な量の食事量をとらなくなることも理由のひとつですが、炭水化物の中のビタミンや食物繊維などの栄養分の摂取が少なくなることが原因です。(※1) 炭水化物に含まれる水分や食物繊維は、腸の働きを活発化させる働きがあり、便の量を増やし便通を促す働きがあります。(※2) 糖質制限中は糖質は控えますが、それをまったくとってはいけないというわけではありません。健康的な糖質制限をおこなうためには、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などをバランスよくとる必要があります。

糖質制限のメリット

手軽に実践できる

糖質制限は、糖質が多い白いごはんや麺、パンやお菓子類など糖質が高い食材を控えるだけ。特別なものを食べる、量を減らすという、従来のダイエット方法のようなストレスが少ないので簡単に実践できるのが特徴です。

空腹を我慢する必要がない

糖質制限は、糖質量に気をつけるダイエット方法。低糖質のお肉や魚介類、卵は、バランスよくたっぷりと食べてもいいので、従来のダイエット方法のような空腹を我慢するという必要はありません。
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