ライター : Uli

webライター

塩さばで!さばの味噌煮の作り方

Photo by uli04_29

調理時間 60
*塩水に浸ける時間は除く
年中通して手に入る塩さばを使った、さばの味噌煮を作っていきます。塩さばをそのまま使うこともできますが、今回は塩抜きをしてから作る方法をご紹介します。塩抜きのコツをおさえて、生のさばに負けないくらいおいしい味噌煮を作りましょう。

材料(4切分)

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作るときのコツ

  1. 味噌を入れたら、一度火から下ろして冷ますのがコツ。味をしっかりなじませることができます。時間がなければ、省略可能ですが、時間に余裕があれば必ず一度冷ましてみてください。味噌の甘辛い煮汁が、中までしっかり入った味噌煮になりますよ。

下準備(減塩したい場合)

さばを塩水に3時間ほど浸ける

塩水に浸している塩さば

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水200ccと塩小さじ1/2を混ぜ合わせ、塩分濃度1%の塩水を作ります。作った塩水に、塩さばを3時間から4時間ほど浸し、水気をキッチンペーパーでふき取りましょう。 ※冷凍の塩さばを使用する場合は、冷蔵庫で半日ほど置いて解凍してから使います。

作り方

1.さばを半分に切って隠し包丁をいれる

半分に切って、隠し包丁をいれたさば

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半身の塩さばを半分に切り、隠し包丁を浅めにいれます。

2.ボウルにさばを入れて熱湯をまわしかける

さばを入れたボウルに熱湯を注ぐ様子

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ボウルにさばを入れ、熱湯をさばに直接触れないように注ぎ入れます。箸でやさしく混ぜ、すぐに水を流し入れます。血合いやぬめりがあれば、ボウルの中でやさしく洗い落としてから、水気をきってください。

3.鍋に水と酒、砂糖、しょうがを入れて煮立たせる

水と調味料、スライスしょうがを入れた鍋

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さばが重ならず並べられるサイズの鍋に、水と酒、砂糖、スライスしたしょうがを入れて火にかけます。

4.さばの皮目を上にして並べ入れる

湯引きしたさばを、皮目を上にして鍋に並べた様子

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煮汁が煮立ったら、さばを鍋に並べます。皮目が上にくるように並べましょう。中火でひと煮立ちさせましょう。

5.味噌を溶かし入れてひと煮立ちさせる

溶かした味噌を鍋に加える様子

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さばを入れてひと煮立ちさせたら、アクを取って、味噌を溶かし入れます。煮汁をお玉1杯分取って、取った煮汁で味噌をしっかり溶かしてから入れてください。

6.一旦火を止めて30分ほど置く

味噌色の煮汁でさばを煮込む様子

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味噌を入れて、煮立たせたら火から下ろします。30分ほど置いて、冷ましましょう。時間がなければ、省略可能です。

7.落とし蓋をして再び火にかける

味噌色の煮汁でさばを煮込む様子

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煮汁が冷めたら、落とし蓋をして、再び火にかけます。中火にして10分ほど煮ます。

8.煮汁がとろっとしたら完成

味噌煮の煮汁が煮詰まった様子

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10分経ったら、煮汁の様子を確認します。煮汁にとろみがついていたら完成です。煮汁がさらっとしていた場合は、さらに5分ほど煮ましょう。煮ている間は、さばを触らないでください。

塩さばでさばの味噌煮を作るときのポイント

お弁当やごはんに合うおかずとして、塩さばで作る味噌煮は大活躍!塩さばで味噌煮を作ると、しっかりとした濃い味になります。 減塩をこころがけている方や、通常のさばの味噌煮のような仕上がりを目指すのなら、今回ご紹介した塩抜き工程を、きっちりおこないましょう。塩分濃度1%ほどの、薄い水に浸すのがポイント。さばの旨味は逃がさず、ほどよく塩抜きをすることができます。

塩さばで作るさばの味噌煮はおかずに大活躍

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冷凍庫に、塩さばを常備しているご家庭は多いのではないでしょうか。そのまま焼いてもおいしい塩さばですが、味噌煮にすれば、飽きずに食べることができますね。 塩さばで作るさばの味噌煮は、お弁当やごはんのおかずに大活躍してくれること間違いありません!塩抜きをしてから調理すれば、塩さばで作ったとは思えない、本格的な味噌煮になりますよ。ぜひ今回ご紹介した、塩さばで作る味噌煮レシピを一度お試しください!

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