血糖値や血中コレステロール濃度に

食物繊維は、水に溶けない不溶性食物繊維と水に溶けやすい水溶性食物繊維に分けられます。 整腸作用だけでなく、水溶性食物繊維には血糖値上昇の抑制や血液中のコレステロール濃度の低下などの生理機能を持つことが明らかになりつつあります。 健康を意識するうえで、おさえておきたいポイントですね。(※3)

塩分の摂りすぎを調整

オクラに含まれているカリウムは、浸透圧の調整などの働きを持っています。ナトリウムを身体の外に出しやすくする作用があるといわれ、塩分の摂りすぎを調整するのに役に立つでしょう。(※5)

オクラの栄養素は加熱で変化する?

せっかくなら、食材に含まれる栄養素を余すことなく摂りたいですよね。オクラに含まれている葉酸などのビタミンB群やビタミンCは、水溶性ビタミンのひとつ。 水に溶けやすい、熱に弱いなどの特徴を持っています。ゆでたり蒸すなどの調理過程は、なるべく短時間でおこなうと、失う栄養素を最小で抑えられますよ。(※2,6,7)

オクラの保存方法と期間

冷蔵保存の場合

冷蔵保存する場合は、少量の水を入れた瓶にヘタを下に立てて入れましょう。フタやラップで、びんの口を塞ぎ、冷蔵庫の野菜室での保存がおすすめ。 保存の目安期間は、7~10日程度です。(※1)

冷凍保存の場合

冷凍保存をする場合は、水洗いして水気をしっかり拭き取り、冷凍用保存袋に並びて入れておきましょう。輪切りにしてから、冷凍すると凍ったままでも使えて便利ですよ! なるべく早く使い切ることがおすすめですが、保存の目安期間は1か月程度です。(※1)

管理栄養士おすすめ!オクラの人気レシピ5選

1. オクラわかめ納豆

食物繊維を豊富に含むオクラと発酵食品である納豆を組み合わせ、腸内環境を整えることを期待したひと品。栄養素の相性のよさだけでなく、ネバネバを組み合わせることで、より満足感も得られるレシピです。(※2,8)
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