ライター : 山形ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター

丸ごと楽しむ!たけのこの部位別使い分けと下処理のコツ

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たけのこは、1本のなかで驚くほど食感が変化する食材です。部位ごとの特徴を活かすことで、いつもの料理がさらにおいしく仕上がります。

まず、先端の「穂先」はとてもやわらかく繊細な部位。食感を活かす、酢の物や和え物、吸い物の具にするのが一番の贅沢です。真ん中の「中央」は、適度な歯ごたえと甘みがある万能選手。煮物や炒め物、天ぷらなど、どんな調理法にもマッチします。硬い「根元」は、シャキシャキとする強い食感が魅力。薄切りにして炊き込みごはんにしたり、ステーキにして焼き色をつけたり、すりおろして揚げ出しにしたりと、食感がアクセントになる料理に最適です。

失敗しない!下処理と保存のポイント

生たけのこの下処理は、手に入り次第すぐに米ぬかと唐辛子を加えて、たっぷりのお湯でゆでてアクを抜くのが基本です。もし時短で済ませたいなら、重曹を使うのもひとつの手。ゆでたあとはすぐにお湯を捨てず、ゆで汁に浸したままゆっくり冷ますことで、えぐみがきれいに抜けますよ。

保存する場合は、密閉容器に入れ、たっぷりの水に浸して冷蔵庫へ。毎日水を変えれば1週間ほどおいしさをキープできます。さらに長持ちさせたいときは、薄切りにして砂糖水やだし汁と一緒に冷凍保存するのもおすすめです。

【主菜】ごはんが止まらない!たけのこの絶品おかず5選

1. ボリュームたっぷり!たけのこの肉巻きフライ

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たけのこのサクサク感と肉のジューシーさが合体。揚げ物にすることで独特の香りがマイルドになり、野菜が苦手なお子さんでもパクパク食べられます。ボリューム満点なので夕飯のメインはもちろん、弁当のおかずにも重宝しますよ。

2. シャキシャキ。豚肉とたけのこのオイスターソース炒め

強火でパパッと炒めるだけで、ごはんが進む最強おかずの完成です!ピーマンの苦味とたけのこの甘みが、オイスターソースのコクでひとつにまとまります。たけのこに少し焼き色がつくまで炒めるのが、香ばしさを引き出す秘訣。水煮を使う場合は、キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取ると味がぼやけませんよ。

3. 濃厚。鶏胸肉とたけのこの炒め物

パサつきがちな鶏胸肉も、一度サッと揚げる一手間で驚くほどしっとりジューシーに!甘酢だれが絡んだシャキシャキのたけのこは、ひと口食べれば箸が止まりません。長ねぎとしょうがの香りがたけのこの甘みを引き立てるので、食べ応えがあるのに後味はさっぱり。家族みんなが喜ぶ主役おかずです。

4. 白米が進む!麻婆たけのこ厚揚げ

ピリ辛の挽肉あんが、たけのこと厚揚げにしっかり絡みボリューム満点。厚揚げは包丁を使わず手でちぎって入れると、断面に味が染み込んでよりおいしくなりますよ。厚揚げのなめらかな食感と、たけのこの歯ごたえが楽しく、我が家では辛さの調整次第して家族全員で楽しんでいます。
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