ライター : Uli

フードコーディネーター/パンシェルジュ/薬膳アドバイザー/レシピライター

たけのこ水煮はどうやって保存すべき?記事のまとめ

  1. ひたひたの水に浸けて冷蔵保存し、1週間以内に食べる
  2. 切ってだし汁と一緒にフリーザーバッグに入れて冷凍保存し、1カ月以内に使う

【開封前】市販のたけのこ水煮の保存方法

Photo by Uli

開封前のたけのこ水煮は、パッケージ記載の保存方法に従って冷暗所や冷蔵で保存しましょう。商品によって保存方法が異なる場合があるためご注意ください。

一般的な市販のたけのこ水煮の消費期限は、開封前の状態であることが前提です。一度パッケージを開封したたけのこ水煮は、適切な方法で冷蔵か冷凍保存をして、それぞれの保存期間を目安においしく食べ切りましょう。消費期限内に食べ切ることは必須です。

【開封後・余ったもの】市販のたけのこ水煮の保存方法

Photo by Uli

開封後は冷蔵でも冷凍でも保存できます。適切な方法で保存すれば、冷蔵で1週間ほど、冷凍で1カ月ほど保存可能です。保存期間はあくまで目安なので、食べる際に嫌な臭いがしないか、粘りやぬめりがないか、色に変化はないか、などよく観察して異変がある場合は破棄してください。

冷蔵保存(保存期間:約1週間)

Photo by Uli

冷蔵保存する場合は約1週間保存可能です。清潔な保存容器にたけのこ水煮がしっかり浸る量の水を入れ、蓋やラップで密閉して保存します。パッケージに入っている水は捨ててあたらしい水を入れてください。

取り出すたびに水は替え、使わなくても毎日水を替えるのがポイントです。水をこまめに替えることで清潔な状態を保つことができますよ。

長く水に浸しているとたけのこ本来の風味や味が薄くなってしまうため、保存期間内であっても早めに食べましょう。

冷凍保存(保存期間:約1ヶ月)

Photo by Uli

冷凍保存する場合は約1カ月保存可能です。使いやすい大きさに切ったたけのこ水煮とだし汁をフリーザーバッグに入れ、空気を抜きながら平らにならして封をします。だし汁が漏れても大丈夫なよう、フリーザーバッグを金属トレーにのせて冷凍しましょう。

たけのこ水煮は冷凍すると繊維がかたくなって食べにくくなるため、繊維を断つように薄めに切るのがポイント。ただし、やわらかい穂先は縦に切っても問題ありません。だし汁の量はたけのこ水煮全体が浸る程度あれば十分です。

凍らせて解凍する過程でたけのこの水分が抜けてスカスカになってしまいますが、だし汁に浸した状態で冷凍すると水分が抜けにくくなります。だし汁の代わりに少量の砂糖をまぶしてパサつきをおさえる方法もあります。

解凍方法・食べ方

Photo by Uli

冷凍したたけのこ水煮は凍ったまま調理しましょう。自然解凍するより直接加熱したほうが冷凍前のおいしさは復活します。だし汁ごと鍋やフライパンに入れて、煮物や汁物、炊き込みごはんなどに使ってください。だし汁はそのまま調味料として活用できます。

加熱してだし汁の汁気を飛ばせば炒め物としても使え、だし汁とたけのこを一緒にさっと煮て調味料を混ぜれば和え物も簡単に作れますよ。

【生から手作り】たけのこ水煮の保存方法

Photo by 山形ゆかり

たけのこの皮に切れ目を入れて、米ぬかと一緒にじっくり煮込み、鍋ごと冷ましてからゆで汁ごと冷蔵庫でひと晩冷やします。保存容器の大きさに合わせてたけのこ水煮を切ってぴったり詰め、全体が浸るまで水を注いで密閉しましょう。冷蔵で1週間ほど保存できます。

冷凍する場合は、だし汁に浸してフリーザーバッグに入れて凍らせるか、砂糖を少量まぶして1食分ずつラップで小分けにし、フリーザーバッグに入れて凍らせてください。冷凍で1カ月ほど保存可能です。

編集部のおすすめ