竹の子の旬っていつ?保存のコツや調理のポイントもおさらい!

「春の風物詩」といわれる竹の子ですが、詳しい旬の時期をご存じですか?一年中売られている水煮の竹の子と違い、生の竹の子は旬の時期である春しか味わえません。この記事では、3品種ある竹の子の旬や出回り時期、旬ならではの調理法をご紹介します。

2020年3月27日 更新

竹の子の旬はいつ?

煮る・焼く・揚げるなど、いろいろな調理方法で楽しめる春の味覚「竹の子」。アクの強い食材として知られていますが、掘ってからすぐの新鮮な竹の子は、生のまま刺身で食べることができます。

ほかの植物と比べて成長速度が非常に早く、食用とされる「芽」の期間はほんのわずか。地面に芽を出すか出さないかの期間である4〜5月が旬の食材です。

“竹の子ども” と書く「竹の子」のほかに、“竹かんむりに旬” と書く「筍」という漢字がありますが、10日ほど(一旬)たてば立派な竹の姿になることが由来なのだとか。竹の寿命は百年といわれるなかで、食べられるのは一瞬という不思議な食材です。

竹の子のおもな産地と出回り時期

竹の子は全国で約25,000t生産されており、もっとも出荷量が多い福岡県、鹿児島県、熊本県、京都府と続き、この1府3県で全体の約70%を占めています。(※1,2)

旬は4〜5月ですが、これらの産地の通年の出荷量を見てみると、出回りが多くなる2〜5月の下旬ごろがシーズンといえます。

代表的な竹の子の種類

孟宗竹(もうそうちく)

スーパーで目にする一般的な竹の子は、「孟宗竹(もうそうちく)」と呼ばれる品種です。日本で一番流通量が多く、もっとも食べられている竹の子でもあります。

黒い斑点とうぶ毛におおわれた皮が特徴で、旬の時期は3〜4月。大きく厚みがあるので調理しやすく、甘くえぐみの少ない食べやすさが人気です。

淡竹(はちく)

大きく厚みがある孟宗竹に比べ、細長い形が特徴の「淡竹(はちく)」。孟宗竹より少し遅い、5〜6月上旬ごろに旬を迎えます。地面から30〜40cmに育ったら食べごろで、ほとんどアクがないので下処理なしで調理できますよ。

市場に出回ることは少ないですが、九州から北海道までの幅広い地域で栽培されており、「竹の子(孟宗竹)より淡竹が好き!」というファンは多いのだとか。シャキシャキ、ポリポリの歯ざわりのよさと、あっさりとした淡白な味が特徴です。

真竹(またけ/まだけ)

あっさりとした淡竹とは反対に、しっかりした味とえぐみの強さが特徴の「真竹(またけ/まだけ)」。菜の花やふきのとうなど、ほろ苦い食材が好きな方におすすめの竹の子です。地面から30〜40cmに成長したら食べごろで、5〜6月上旬に旬を迎えます。

味にちなんで別名「苦竹(にがたけ)」とも呼ばれ、市場で流通することはほとんどありません。成長した真竹はしなやかで色合いが美しいことから、竹かごや竹細工などの工芸品にも使われています。

新鮮な竹の子の見分け方

竹の子は採ってから時間がたつほどアクが強くなるので、鮮度のよいものを選ぶことが大切。品種によって見分け方は異なりますが、ここでは一般的な竹の子である「孟宗竹」の選び方をご紹介します。

新鮮な孟宗竹は、
・うぶ毛がふわっとしていて、皮につやがある
・根元の切り口が白く、水分を含んでいてみずみずしい
・まるまるとした形で、ずっしりと重い
・先端が黄色く、皮が開いていない

という特徴を持っています。

先端が緑がかったものや皮の色が黒っぽいものは、日に当たりすぎ・成長しすぎなどの理由でえぐみが強い可能性があるので、選ばないようにしましょう。
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