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シンプルだからこそ、奥が深いたまご
たかがたまご、されどたまご。一見シンプルで扱いやすいように思いますが、上手に調理するのは意外に大変です。「目玉焼きがきれいに焼けない」「オムライスがふんわりしない」など、さまざまな悩みがありますよね。
今回は、たまごソムリエの友加里がそんなお悩みを一挙解決!鉄板たまご料理の “究極においしい作り方” をまとめて伝授しましょう。
何度も試作してたどり着いた…「卵焼き」
数ある卵料理のなかでも、日本人になじみ深いのが「卵焼き」です。一見簡単なようですが、じつはプロの世界でも、一人前の仕上がりにするためには長い時間を要するもの。
たまごソムリエである筆者も、何度も試作して成功しました。みなさんも「形がきれいにならない」「焦がしてしまう」ということも多いのでは?
最大のポイントは泡立てないこと
混ぜるときは、泡立たないように箸をボウルの底につけながら混ぜること。さらに混ぜすぎず、白身のコシを残すことで、弾力のある卵焼きに仕上がりますよ。
ちょっと裏技ですが、マヨネーズをいれるのもポイント。冷めても固くならず、ふんわりした状態を保てます。
フライパンに移したら、最初は巻きません!芯を作るイメージで、まず端によせると巻きやすくなりますよ。
詳しいコツはこちら
ホテルの朝食風に仕上げる「目玉焼き」
「目玉焼きのコツなんてあるの?」いやいやあるんです。
卵黄を半熟にするのもそうですが、“ホテルのレストランで食べるような目玉焼き” に仕上げるコツもあります。あのツルンとした見た目、憧れますよね。
ひと手間かけて!濾すこと、落とす位置が重要
ホテルの朝食風に焼くには、まず濾すこと。卵の水っぽい卵白だけが下に落ち、プルンとした仕上がりになります。
フライパンにたまごを落とす瞬間も気を抜かず、低めの位置から。卵黄は「卵黄球」という小さな粒が集まってできています。その小さな粒に衝撃をあたえないようにすると、食感がよくなるんですよ。
ふたをせず、弱火で加熱すると、卵黄が白くなりません。
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