ライター : とも

子育てフードライター

お餅の焼き方

オーブントースター

オーブントースターで焼くお餅は、ほどよい焦げ目と、ぷっくりと膨れるのが特徴です。お餅を焼くときは、トースターを1~2分予熱しておくのがポイント。庫内が温まったら、お餅同士を少し離して並べ、4~5分焼きます。

上面のみ・下面のみ・両面などの加熱方法、ワット数によって加熱時間が変わるので、ご家庭のオーブントースターのコツをよく知っておくことが大切です。膨らんだお餅がくっついてしまうのが気になる場合は、焼き魚がくっつかずに焼けるアルミホイルを使用すると便利

おいしく仕上げるポイントは、表面に焼き色がついたらすぐに取り出さず、そのまま1~2分放置しておくこと。余熱でじんわりと内部に熱が伝わり、やわらかい食感になります。

電子レンジ

電子レンジでの加熱は、もっとも簡単で時間もかからない方法です。お餅を水でくぐらせてから耐熱容器や耐熱皿に入れ、ラップをせずに加熱します。電子レンジ600Wで、1個あたり20~30秒が目安。取り出してみてまだ硬い場合は、10秒ずつ追加で加熱して中までやわらかくなれば食べごろです。加熱時間はワット数や電子レンジの性能で差があります。

ゆで餅も電子レンジでできますよ。耐熱容器にお餅を入れてお餅全体が浸るくらい水を入れます。ラップをかけず、電子レンジ600Wで1分~1分30秒加熱します。餅がやわらかくなったら完成です。とろりとやわらかい、つきたてのような食感のお餅ができあがります。お雑煮やスープに入れるときにおすすめの調理方法です。

※お使いの機種によって、電子レンジの加熱時間は異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。

フライパン

直火で焦げ目をつけたい方におすすめなのが、フライパンで焼く方法。膨らみすぎたり焦げすぎたりすることが少ないので、慣れていなくても安心です。用意するものは、フッ素樹脂加工されたフライパン。油をひかなくても問題ありません。

お餅をフライパンに並べ、中火で加熱します。表にほんのり焼き色がついたら裏返し、反対の面にも焼き色をつけます。目安は表裏の合計で5分ほど。中までやわらかくなっていれば完成です。

フッ素樹脂加工のフライパンがない場合は、フライパン用のアルミホイルを使うと便利です。お餅を焼くときにもくっつかずに焼けますよ。

焼き網・グリル

焼き網やグリルは直火なので、やはりおいしさが違います。焦げ目と、表面のカリっとした食感がたまりませんよ。焼き網の場合は、網にアルミホイルを敷いてからお餅をのせ、加熱します。フライパンと同じように火加減は中火、表裏合計で5分程度が目安です。

魚焼きグリルの場合も、アルミホイルを敷いておくとお餅がくっつかなくて安心です。両面焼き、片面焼きと、いろいろなタイプがあるので、裏返したり加熱時間は調整してください。

魚焼きグリルの場合は、高さがなく膨らんだお餅が上部についてしまうことがあるので注意が必要です。火加減に気を付けて、様子をみながら調理してくださいね。

冷凍したお餅の焼き方

Photo by kii

硬くなったりカビが生えたりするのを防ぐために、お餅を冷凍保存する場合もありますよね。ここでは、冷凍のお餅をおいしく食べる方法をご紹介します。電子レンジで温める場合は、水をくぐらせたお餅をクッキングシートを敷いた耐熱皿か耐熱容器に入れて加熱。様子を見ながら加熱時間を追加してください。

オーブントースター、フライパン、焼き網やグリルで加熱する場合は、凍ったまま焼きましょう。冷凍していたお餅はなかなか火が通りにくいので、中までしっかりやわらかくなっていることを確認してから召しあがってくださいね。

※お使いの機種によって、電子レンジの加熱時間は異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。

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