ライター : TAMA39

ぶりの照り焼きをおいしく作るコツ

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和食の定番メニューのひとつ「ぶりの照り焼き」は、つやつやとした照りと甘辛い味わいが食欲をそそるひと品です。 冬に旬を迎えるぶりは「寒ぶり」と呼ばれ、脂がのってさらにおいしくいただくことができます。

下処理でくさみを取る

スーパーではすでに下処理をして、カットして販売されているものがほとんどでそのまま焼いても大丈夫ですが、時間があるときには臭みをとる下処理をするとよいでしょう。 方法は、塩を軽くまぶし、そのまま10分ほど放置したあと水分をキッチンペーパーなどで丁寧に拭き取ります。そのほかにもお酒で洗う、軽く熱湯をかけるなどの方法もあります。

照り焼きたれは黄金比で

和食の基本の調味料は比率が大切です。どんな魚でも照り焼きにする場合は、酒、砂糖、みりん、しょうゆを、1:1:1:1の割合がちょうどいいといわれています。 お好みで甘めに仕上げたいときは、砂糖かみりんを1.5に増やします。また逆に辛めにしたいときはしょうゆを1.5の割合に増やし味を調節します。

フライパンで失敗なし!ぶりの照り焼きの作り方

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ぶりの照り焼きはフライパンひとつで簡単に作ることができます。和食の基本黄金比と、ちょっとした手間暇をかければとってもおいしく仕上がります。 今回は和食の基本調味料をつかって簡単に作る「ぶりの照り焼き」をご紹介します。

材料(2人分)

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  • ぶり 2切れ
  • 砂糖 大さじ1杯
  • 大さじ1杯
  • しょうゆ 大さじ1杯
  • みりん 大さじ1杯

作るときのコツ

  1. ぶりは室温に戻してから焼くことで、形が崩れるのを防ぎます。
  2. 面倒でも余分な水分は丁寧に拭き取ります。魚から出た脂をキッチンペーパーなどで拭き取るなど、ちょっとしたひと手間でグッとおいしいブリの照り焼きに仕上がります。

作り方

1.ぶりに塩をまぶす

バットの上で塩をまぶした2切れのぶり

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まず初めにブリの下処理をします。ぶりの両面に塩(分量外)を軽くまぶし、10分~15分ほど置きます。塩をまぶしすぎるとしょっぱすぎてしまうので、注意してください。この工程は時間がないときには省いても大丈夫です。

2.水気を拭く

キッチンペーパーで水気を押さえたぶり

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水気が出てきたら、キッチンペーパーなどで丁寧に押さえながら水気を拭き取ります。

3.フライパンを熱し油を引く

熱したフライパンにしいた油

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フライパンを熱したら、大さじ1程度の油(分量外)を薄くいきわたらせます。

4.ぶりを焼く

フライパンの上のまだ生のぶり2切れ

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盛り付けるときに上に向ける面を下にしてフライパンにのせます。

5.両面焼く

無頼パン返しと焼けてきたぶり2切れ

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こんがりときつね色になるまで焼いたら、身が崩れないように丁寧に裏に返して、フライパンをゆすりながら、両面焼いていきます。

6.いったん取り出す

焦げ目のついたぶり2切れ

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きれいなきつね色に焼けたら、いったんフライパンからお皿などに移します。

7.油をふき取る

キッチンペーパーでフライパンの油を拭き取っている

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フライパンの油をいったん拭き取ります。脂ののったぶりは脂が出るので、拭き取ることで臭みなどが軽減され、上品な仕上がりになります。

8.調味料をフライパンへ入れる

フライパンへ入れた調味料

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酒、砂糖、しょうゆ、みりんをフライパンに入れ混ぜ合わせます。

9.とろみがつくまで煮詰める

フライパンの上で煮詰めてる調味料

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ブリの照り焼きのタレになるので、照りととろみが出るまで煮詰めます。

10.ぶりをフライパンに戻す

フライパンの上のぶり2切れにタレをかけながら焼く

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照り焼きのタレの中に焼いたぶりを戻します。両面にたれがよく絡むように、スプーンなどでタレをぶりにかけながら煮詰めます。

11.できあがり♪

つやつやのぶりの照り焼き2人分

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お皿に盛り付けてできあがりです♪長ネギやしょうがの千切りや、糸唐辛子などを盛り付けるといっそうおいしくいただけます。タレもたっぷりかければ、ご飯のおかずにもぴったりです。

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