5. 保存容器に味噌を詰める

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すべての準備が整ったら、保存容器に味噌を詰め込んでいきます。ポイントは、味噌の間に空気が入らないようにすること!味噌をソフトボール大に丸めて、容器に叩き込むようにして詰め込んでいきましょう。 最後に、味噌の表面にラップや布をしいて、押し蓋と重石をのせたら準備完了です。ここから熟成期間に入ります♪

熟成期間

味噌の熟成期間は味噌の種類によって異なります。米味噌や合わせ味噌は8ヶ月から10ヶ月が一般的です。2月から3月に仕込んだものは、10月から12月ごろに食べることができます。ただしどちらとも、米麹の割合が多いときは熟成が早くなることも。そのため1ヶ月から2ヶ月おきに味噌の発酵具合をチェックするといいでしょう。 麦味噌は、麦麹の量によって熟成の度合いが異なるんですよ。麦麹の割合が多い甘口の麦味噌は、3ヶ月後ぐらいから食べられるようになります。麦麹の割合が少ない辛口の味噌は、6ヶ月から9ヶ月を過ぎたころからが食べごろです。

味噌作りに失敗しないコツは?

味噌作りに適した時期

味噌作りに最適な時期は、一年のなかでもっとも寒い1月から2月のころ。「寒の時期」という言葉を聞いたことはありますか?寒の時期とは小寒から立春の前日までの時期のこと。空気が澄み渡り湿度が少ないので、ばい菌が繁殖しにくい季節です。寒い時期に作業をするのは大変ですが、苦労した分おいしい味噌ができあがりますよ◎

カビを防ぐ方法

味噌の香りを悪くしてしまうカビを防ぐには、味噌の表面を空気を触れさせないこと、そしてしっかりと重石をすることが大切です。味噌を空気に触れさせないためには、しっかり重石をして汁を出すことが大切です。汁が上がるまでは、なるべく空気に触れさせないように、無添加ラップや和紙を使い菌の侵入を防ぎましょう。

初心者さんには味噌作りキットもおすすめ!

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味噌手作りセット 4kg用 樽付き

¥2,617〜

※2020年7月10日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
味噌作りに初めてチャレンジする方は、キット販売されているものから挑戦してみてもいいでしょう。こちらの製品は、4kg分の大豆と麹、お塩、保存容器もついたセットアイテム。付属の種味噌を加えることで、発酵や熟成が促されて失敗することなく味噌を作れます。

自家製の味噌を作ってみよう!

味噌作りって意外と簡単にできることがわかってもらえたでしょうか?桶を持っていないかたは、保存パックやプラスチックの入れ物でまずはフレッシュな若い味噌から試してみるのがおすすめですよ。 味噌作りのおいしさにはまっていったら、大豆や麹の種類をアレンジしてオリジナルの味を追求していきましょう!日本人がホッとする家庭料理の味噌汁も、心を込めて一から作った味噌で作ればひと味もふた味も違うはず。ぜひお試しくださいね♪
▼手作り味噌を使ったおすすめのレシピはこちら!

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