ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

柚子とはどんな果物?

柚子とはミカン科ミカン属に分類される香酸柑橘類です。柑橘のなかでも酸味が強く生食には不向きですが、特有のさわやかな香りが大きな魅力。日本では古くから薬味や風味付け、柚子湯などに活用されています。

同じ分類の果物にはすだちやかぼす、だいだい、シークワーサーなど。そのほかレモンやライムなども同じ分類に含まれます。

柚子の種類と特徴

本柚子

本柚子は一般的な柚子を指します。本柚子には基本的に枝に鋭い棘があり種が多いですが、産地によってさまざまな系統があり、棘の少ないものや種なしのものも存在しますよ。系統は木頭系や山根系、多田錦(種なし)などが有名です。主な産地は高知県や徳島県、愛媛県など。

強い酸味と豊かな香りが特徴で、調味料や料理の風味付けに活用されます。果汁はポン酢しょうゆやジュースに、皮は生のままや乾燥して焼き菓子やジャム、ゆず胡椒など幅広い用途がありますよ。

花柚

花柚(はなゆ)とは、文字通り花の香りを楽しむもので「花柚子(はなゆず)」「一才ゆず」「常柚(とこゆ)」とも呼ばれます。旬は本柚子と同じく11〜12月です。

本柚子と比較すると小ぶりの品種で香りは弱めですが、果汁は本ゆずよりもたっぷり取れるのが特徴。花も含めて吸い物に浮かべたり果汁をポン酢しょうゆにしたりさまざまな料理に使えます。

獅子柚子・鬼柚子

獅子柚子・鬼柚子は「柚子」と付きますが、柚子ではなく文旦類に属します。大きくゴツゴツとしたいびつな見た目が特徴で、大きいものは直径20cm以上重さは1kgをゆうに超えるものも。

本柚子のような香りがなくあまり食用にはされません。皮はマーマレードや砂糖漬けに活用されますよ。旬は10〜12月。中国原産の品種で、日本では四国や九州などが主な産地です。

鬼柚子の活用法はこちら▼

皮も果汁も!柚子のいろいろな活用方法

Photo by macaroni

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