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おいしいビーフカレーに合う、牛肉の部位
ビーフカレーなら牛肉も野菜もごろごろとはいった、ボリュームたっぷりのカレーに仕上げるのが◎ カレーと相性のよい部位は、バラ肉や牛すね肉、牛すじなどのほか、牛肩ロースのブロック肉、またはカレー・シチュー用にカットされたものもおすすめです。
きめが粗く繊維質なバラ肉は、煮込み料理に適した濃厚な牛肉の旨味が特徴。牛すね肉は煮込むほどにやわらかく、ねっとりとしたゼラチン質がおいしい部位。牛すじもすね肉同様、煮込むほどやわらかく、溶け出したコラーゲンがビーフカレーを濃厚に仕上げます。
バラ肉、牛すね肉、牛すじともに、やわらかくなるまで煮込み時間がかかりますが、それほど煮込み時間のかからない牛肩ロースもおすすめ。牛すじのようなくさみ消しも必要ないので、よりお手軽に本格ビーフカレーが作れます。
すき焼きやしゃぶしゃぶでもいただけるほどやわらかい牛肩ロースは、霜降り状に入る適度な脂肪に牛肉の上質な旨味をあわせ持つおいしい部位。前述のすき焼きやしゃぶしゃぶだけでなく、ごろごろと大きくカットされた牛肩ロースなら、カレーなどの煮込み料理にも最適な部位です。
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豚肉のコクと旨味がおいしい、ポークカレーに合う豚肉の部位
部位を選ばず、簡単に旨味のあるおいしいカレーに仕上がるのが、豚肉を使ったポークカレー。豚肩や豚バラはもちろん、あっさりとした豚もも肉を使ってもおいしいポークカレーに。
万能タイプの豚肉ですが、そのなかでもとくにおすすめなのが切り落としや豚こまといった、スーパーでも比較的お安く売られている部位。
切り分けたあとに出る半端な肉をあつめた部位となりますが、切り落としは肩切り落としやバラ切り落としといった特定の部位をあつめたもの、豚こまは部位を特定せずにあつめたものとなり、その分とくに豚こまは低価格。
脂身のついたコクのある部位もおおく、不ぞろいでも旨味のつよい豚肉があつまっているので、カレーに最適な部位となります。
カレーやシチュー用に大きくカットされたものではないので煮込み時間も少なく、よりお手軽においしいポークカレーに。
市販のカレールーだけでなく、すりおろしたにんにくやしょうがをアクセントに、ヨーグルトやバターをつかってコクを増すとより◎トマトケチャップと中濃ソースを隠し味に、ほどよい甘みと旨味を加えると、ぐんとおいしいポークカレーに仕上がります。
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鶏の旨味たっぷり おいしいチキンカレーに合う、鶏肉の部位
おいしいチキンカレーを作るなら、さっぱりとしたむね肉やささみよりも、適度な脂肪とコクのある、鶏もも肉や手羽元、手羽中がカレーと相性抜群。
時間があるなら骨付きの手羽元、手羽中をつかって、骨から肉がはずれるぐらいじっくりと煮込むと、濃厚な鶏の旨味がたっぷりとつまったチキンカレーに。煮込み時間を短縮したいときは、コクと旨味をあわせ持つ骨なしの鶏もも肉をつかった、よりお手軽な本格チキンカレーがおすすめです。
鶏もも肉のチキンカレーは、ごろごろっと大きめに切り分けるのが◎ すりおろしたにんにくやしょうが、カレー粉を、あらかじめ鶏もも肉にもみ込んで下味を付けると、より鶏肉の旨味とスパイシーなカレー粉の風味が引き立つ、おいしいチキンカレーに仕上がります。
やわらかい鶏もも肉のチキンカレーなら、煮込み時間は野菜と煮込んで15分、ルーを加えて10分ほど。玉ねぎをじっくりと炒めて、甘みを引き出すのがポイント。サラダ油をバターに変えれば、ぐんとコクの増したおいしいチキンカレーができあがります。
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スパイシーなキーマカレーに合う、ひき肉の部位
煮込まずにざっと炒めて作るキーマカレーなら、淡白な鶏ひき肉ではなく、牛肉と豚肉のコクと旨味を合わせ持つ、合いびき肉がおすすめ。牛ひき肉だけのキーマカレーよりもクセがなく、豚ひき肉のコクが加わることでぐんと旨味の増したおいしいキーマカレーに仕上がります。
煮込んで旨味を引き出すカレーではないので、めんつゆを使って和風だしの旨味を加えると◎ ごはんのすすむおいしいキーマカレーに。カレールーがなくても、カレー粉とめんつゆで簡単に作れるのがキーマカレーです。
粗くみじん切りにした数種類の野菜をつかい、彩りよく盛り付けるのもポイント。旬の野菜を使うことで、たっぷりと野菜の摂れる栄養価の高いキーマカレーができあがります。
カレー粉のスパイシーさが際立つカレーになるので、隠し味程度の甘味をアクセントに、トマトケチャップやはちみつを足して、自然な甘さとコクを加えると、最初のひと口目は甘味と旨味を、あとからカレー粉のスパイシーな辛味が追いかけてくる、おいしいキーマカレーに仕上がります。
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部位によって千差万別!
ビーフカレー、ポークカレー、チキンカレー、キーマカレーと、使うお肉は決まっていても、部位によって味わいは千差万別。調理時間もぐんとかわるので、そのなかでも手間がかからず、とくにおいしいカレーのレシピをあつめてみました。
どれもちょっとしたコツで、よりおいしいカレーに仕上がるレシピとなっているので、今日はカレーというときに、ぜひぜひご活用してみてください。
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