7. 玄米茶

水に浸して、蒸した玄米を炒りこれに番茶や煎茶などをほぼ同量の割合で加えたお茶が「玄米茶」です。炒り玄米の香ばしさと番茶や煎茶のさっぱりとした味わいどちらとも楽しむことができます。カフェインが少ないことも特徴です。

半発酵茶の種類4つ

1. 武夷岩茶

ぶいがんちゃと呼びます。中国福建省北部の武夷山市で生産される青茶(ウーロン茶)などの種類です。茶樹が山肌の風化した岩に生育しているためにこの名があります。中国十大銘茶のひとつともされています。

2. 水仙茶

味わいとしては、甘みを含んだ独特の芳香をもっており、お茶をいれた際の水色は、赤褐色の鮮やかな色が特徴的です。生産量は比較的多く、全ウーロン茶の半分を占めています。

3. ウーロン茶

一緒くたにされがちなウーロン茶ですが、実はウーロン茶には中国の基準で定められたグレードがあります。10段階の等級で分けられており、季節による違いで4つに分けられていたりもします。

4. 包種茶

パオチョンチャーと呼び、いかにも中国らしい名前がついています。中国と台湾で作られていて、ウーロン茶よりも発酵の程度は軽く、緑茶に近い風味もあるので、さらりとしていてとても飲みやすいです。

発酵茶の種類

紅茶

紅茶は20数カ国で生産されており、お茶の全生産量の約7割を占めています。そして、産地の気候風土によって、品質や香味にそれぞれの個性があります。そのため、産地名がそのまま銘柄として使われます。インドの「ダージリン」、スリランカの「ウバ」、中国の「祁門(キーモン)」は世界三大紅茶といわれる銘茶です。
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