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お茶の葉の分類って?
日本を代表する飲み物といえばお茶ですよね。お茶はお茶の葉から作られていることはご存じかと思いますが、お茶の葉の分類を知っている人は少ないかと思います。お茶は同じ葉から作られますが、加工方法で種類が変わるのです。
さまざまな種類がありますが、大きく6種類に分けることができます。代表的なのが日本人にとって馴染みの深い不発酵茶です。
ほかにも出物といった種類などもあります。今回は、そんな奥が読み終わるころにはお茶の奥深さをより知ることでしょう。
お茶の葉のおもな種類5つ
1. 緑茶(不発酵茶)
前述した不発酵茶(緑茶)です。蒸す、炒める、煮るなどの熱を加えることで酸化酵素の働きを止めて作られています。
名前の通り発酵が行われていないため、茶葉の鮮やかな緑色が残ります。なので、緑茶はとてもきれいで、ほかでは出せない緑色があり、そのイメージがみんなに浸透されているのですね。
2. 半発酵茶
半発酵とあるように、発酵をある程度行ったあとに熱を加え、酸化酵素の働きを途中で止めて作られるお茶です。位置づけとしては緑茶と紅茶の中間で、ウーロン茶などが代表としてあげられます。
3. 発酵茶
紅茶と言われる部類です。発酵を十分に行ってから作られるお茶で、果物や草花などの香りや芳醇な味わいが特徴。おもな産地としては、インド(ダージリン、アッサム、ニルギリ)、スリランカ(ヌワラエリヤ、ディンブラ、ウバ)、中国(キーモン)などがあります。
4. 後発酵茶
黒茶と言われるもので、日本よりも中国でより一般的に親しまれています。茶葉を加熱して酸化酵素の働きを止めたあと、乳酸菌や酵母などの微生物をもちいて発酵させたお茶で、有名なものとしては中国のプアール茶などがあります。
5. 出物
煎茶や玉露の製造工程で生じる副産物を利用して作られる出物のお茶のことです。ランクが低く見られがちな緑茶の種類ではありますが、なかには玉露などで使う茶葉の副産物を使用している場合もあるので、安価な割に優れた緑茶として人気があるのが特徴です。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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