4. 頭柳(やなぎ・あたまやなぎ)

一番聞きなれないお茶の種類かもしれません。やや硬化した葉が、柳の葉のように扁平(へんぺい)に揉まれた茶葉を選別したものを頭柳(あたまやなぎ)、または頭(あたま)と呼びます。

そのままでも食べられる?おすすめの食べ方4つ

たくさんお茶の葉を紹介しましたが、全部に共通して言えるのがおいしく食べられる、飲むだけでは摂取できない成分もたくさんあるということです。今回はおすすめの食べ方をご紹介します。

1. そのまま

飲んだときより効果的と言われています。カテキンだけではなくビタミン、ベータカロチン、食物繊維など飲むだけでは摂取できない栄養素もたくさんあります。1~2mmの荒挽きがもっとも口当たりがいいそうです。

2. ふりかけや薬味

おにぎりや漬け物、焼き魚などにふりかけてもおいしく食べられます。また、切り干し大根やきんぴら、焼きそばなどに青のり代わりの薬味としてもおいしいです。暑い夏にはそうめんの薬味にしてみるのもおすすめです。

3. 天ぷら

新茶の天ぷらは茶処ではわりとポピュラーで、一定の時期にしか食べられない旬の味覚です。お茶の新芽はやわらかいので、外はカリカリで中はふんわりとしています。ほろ苦さがアクセントとなっていて、アルコールにもよく合います。

4. ほかの料理に混ぜて

クッキーやケーキなどのお菓子類の生地に混ぜると味や風味だけではなく、緑色がついてきれいに仕上がります。ホットケーキなんかもいいですね。ほかには、お菓子ではなく冷麺やつくねなどいろいろな料理に混ぜて使われることもあります。
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