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バーベキューの新顔、現る!?
いま「ウッドプランクグリル」という調理法が、にわかにブームになっています。
聞き慣れない調理法ですが「簡単な道具でおいしく仕上がる!」と、バーベキューの本場アメリカでは定番の調理法なんだそうですよ。
ウッドプランクグリルで調理すると、いつもの仕上がりとはどう違うんでしょうか……。今回は、注目の調理法「ウッドプランクグリル」についてご紹介します♪
「ウッドプランクグリル」とは?
「ウッドプランクグリル」は、直訳すると「Wood=木」「plank=板」「grill=焼く」。つまり「木の板を使って焼く」ということなのですが、いまいち想像がつきませんよね……。
詳しく見ていきましょう。
一見普通に焼いたように見えますが、下に板があるのがわかりますか?
実は、この板がウッドプランクグリルの肝。板の上に食材を置き、それを大きなグリルにのせてフードを被せて焼きます。直接網に食材をのせるわけではなく、熱と煙で燻すのに近い感覚です。
食材自体に焼き色は付きませんが、その独特の風味が燻製のように芳ばしく仕上がります!さらに焼き上がりもやわらかくジューシーな仕上がりに。
肉だけでなく魚や野菜、間接的に熱を通すのでチーズでもおいしく調理できますよ。
さっそくウッドプランクグリルに挑戦!
いつものバーベキューセットに木の板を準備するだけで、簡単に調理できます。
1. 木の板を水に浸します
まずは、木の板を水に浸しておきます。木が燃えないようにするのが主な目的ですが、ここで白ワインやブランデーなどに浸すことで、食材に風味を付けることができますよ。
2. 食材を板にのせて準備します
塩コショウやハーブで下味を付けた食材をのせます。サーモンには、エシャロットバターやレモンが合いそうです。
3. グリルにのせて蓋を被せて焼きます
板ごとグリルにのせてフードで蓋をします。蓋がなければ、板と食材全体をアルミホイルでくるみましょう。
写真では食材にデジタル温度計を刺していますが、なくても大丈夫です。
4. できあがりです!
仕上げにソースやハーブをトッピングしてできあがりです!
野菜やハーブでカラフルに彩れば、プレートのままテーブルに出してもサマになります。洗いものが出ないうえに、使い終わった板は炭として燃やせるのでゴミにもなりません!
うまく調理するコツは?
炭を起こす段階で、"弱火の場所"と"強火の場所"を作っておきましょう。板を動かすことで火加減が調整できます。
使う板はコーティングや防腐剤を使用していない、無垢材を使ってください。海外では専用の板も販売されていますが、日本ではまだ手に入りにくいので、材木屋さんで余ったものを譲ってもらうのもよいでしょう。
東京でウッドプランクグリルが楽しめる!
「自分で作るのはちょっと大変……でもウッドプランクグリルが気になる!」という方は「ヒルトン東京」内にあるレストラン「メトロポリタングルメ」で味わえます。
こちらで使用しているウッドプランクは、クセがなく上品な香りの桜。バーボンに漬けて熟成させた「Tボーンステーキ」がシェフのイチオシです!
Tボーンステーキ(3〜4人用)
こちらが一番人気の「Tボーンステーキ」。上質なバーボンと桜の風味が付いたお肉は、香りだけでもはやご馳走!
グリルメニューに追加料金なしで注文できるので、リーズナブルに本場のウッドプランクグリルを楽しむことができます♪
豪快に盛られたその迫力満点のビジュアルを、ぜひその目で確かめてみて!
今度のバーベキューは「ウッドプランクグリル」で決まり!
海外で注目の調理法「ウッドプランクグリル」をご紹介しました。木の板さえあれば手軽にできるので、日本でも近いうちにポピュラーな調理法になりそうですね。
木の種類や漬けるアルコールを変えれば、違った風味が楽しめます♪
今度のバーベキューはひと足お先に、ウッドプランクグリルに挑戦してみてはいかがでしょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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