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後発酵茶の種類3つ
1. 碁石茶
高知県長岡郡大豊町で生産されている、ほぼ黒色で四角形状の発酵茶である。ほとんどの日本茶が発酵を行わない緑茶であるのに対して、碁石茶は黒茶ないしは後発酵茶の部類に属し、幻の茶とも言われている。
2. 阿波茶
徳島県相生町で作られる独特の製法で作られる日本茶。夏場に成長した葉を摘み、ゆでてよく揉んでから桶に詰めて乳酸菌などの微生物の力でじっくり発酵させたものを日光で乾燥させています。甘酸っぱい香りと酸味が特徴的です。
3. プーアル茶
原産地は雲南省。完成した緑茶の茶葉に微生物を繁殖させ発酵させたものです。熟成香をはなち、お茶を淹れた際の水色は濃厚な色をしています。長期保存が可能なお茶で、年代物にはワインのような高い価値がつけられています。
出物の種類4つ
1. 粉茶
玉露や煎茶の仕上げの加工工程で、廻しふるいなどで選別された細かい粉だけを抽出したお茶です。茶葉そのものが抽出液に多く含まれるので、水に溶けない有効成分を効率的に摂取することが可能です。お茶を淹れたときの色合いはとても鮮やかな緑色で、味も濃く出ます。
2. 茎茶
玉露や煎茶の仕上げの加工工程で、選別機によって新芽の茎だけを抽出した珍しいお茶です。独特の爽やかな香りと甘みが特徴です。なかでも玉露や高級な煎茶の茎は「かりがね
」と呼ばれて重宝されています。艶のある鮮やかな緑の茎茶ほど甘みが強いです。
3. 芽茶
こちらは、玉露や煎茶の仕上げの加工工程で、芽の先の細い部分を選別したお茶です。高級茶の原料となる一番茶または二番茶から選別するため、お茶の旨みを多く含んでいます。見た目はコロコロと可愛らしく、味が濃く出るのが特徴です。
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