ライター : riku_mama

みかんといえばやっぱり愛媛!

「愛媛みかん」の品種

みかんと言えば、一般的に温州みかんのことを指します。この温州みかんの中のひとつのブランドが愛媛みかんです。温州みかんの原生地は中国の温州ではなく、鹿児島県・長島と言われています。 これは1936年に接ぎ木された推定樹齢300年の古木が発見されたことによるようです。親の柑橘ははっきりしないようですが、最初の原木は400~500年前に発生したと言われています。

旬の時期は?

温州みかんの旬は大きく分けて4つあります。収穫される時期によって呼び名が違うようですよ。 9月から10月頃にかけて収穫されるものを極早生温州。10月から12月頃にかけて収穫されるものを早生温州。 11月~12月頃に掛けて収穫されるものを中生温州、1月以降に収穫されるものを普通温州と呼びます。 みかん全体としてはやはり12月から2月にかけてが旬の時期。しかしハウス栽培で安定して作られるようになってからは年中簡単に手に入りますね。

愛媛のみかんはなぜおいしい?

3つの太陽

みかんの名産地・愛媛県には“3つの太陽”があると言われています。 ひとつ目の太陽は、空から燦々とふりそそぐ太陽の光。ふたつ目は、海から反射するキラキラした光。最後の太陽は石垣に反射する光で温暖効果が得られます。 3つの太陽と聞くと、なんだか神秘的な響きですよね♪

天候

愛媛県の中でもみかんの名産と呼ばれる地域は、海岸線にそった傾斜地が多いようです。この地域は、冬の一番寒いときにも-5℃以下になることはなく、年間の平均気温は15℃以上という温暖な気候。 また、8月から10月にかけては日照時間も長くなります。さらに海からのミネラルを含んだ土で栽培されるため栄養満点のみかんに成長するのです。

段々畑

みかんの栽培地は南に面した急傾斜で、太陽の光がまんべんなく当たる段々畑になっています。収穫時期には山全体がオレンジ色に染まるのです。 段々畑の石垣の石は熱が冷めにくいので保温効果があります。また段々畑の形状から水はけがいいこともおいしいみかんができる条件なのです。
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