ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

無調整豆乳で作る鍋豆腐のレシピ

Photo by 稲吉永恵

調理時間 30
無調整豆乳とにがりを使って手軽に豆腐を作ってみませんか。手作りの豆腐のおいしさは格別。濃厚で甘味を感じられ、やみつきになりますよ。できたての豆腐はとろりとやわらかく、冷蔵庫でしっかり冷やすと固まります。お好みで楽しんでくださいね。

材料(2人分)

Photo by 稲吉永恵

作り方

1.豆乳とにがりを混ぜる

豆乳が入った土鍋ににがりを入れる

Photo by 稲吉永恵

土鍋に豆乳を静かに入れて、にがりを入れます。
土鍋に入った豆乳とにがりを混ぜる様子

Photo by 稲吉永恵

泡立たないように、木ベラでよく混ぜます。

2.土鍋を火にかける

豆乳とにがりが入った土鍋を火にかけた様子

Photo by 稲吉永恵

土鍋を火にかけて、弱火で温めます。
土鍋の中の豆乳がふつふつとしている様子

Photo by 稲吉永恵

10〜15分ほどして、表面がフツフツとしてきたら火を止めます。

3.土鍋にフタをして保温する

土鍋にフタをした様子

Photo by 稲吉永恵

土鍋にフタをして10〜15分ほどおきます。
土鍋に入った豆腐

Photo by 稲吉永恵

固まったらできあがりです。お好みで、小口ねぎやかつおぶし、しょうゆをかけて食べてください。

コツ・ポイント

豆乳とにがりを混ぜるときは、豆腐にすが入る原因になるため、泡を立てないようにゆっくり混ぜてください。豆腐を作るのに、適した豆乳の大豆固形分は10%以上、豆乳に対するにがりの量は、基本的には1%が目安。(豆乳500ccに原液のにがり小さじ1杯程度)

ただ、にがりの種類によって濃度が違い、一般的にスーパーで手に入るにがりは、原液を薄めたものが多いです。レシピで使用したものは原液を5倍に薄めたタイプなので、豆乳300ccに大さじ1杯のにがりを加えました。購入したにがりに記載された量で作り、何度か作って量を調節するのをおすすめします。

豆腐が固まらないときは?

濃度の低い豆乳やにがりを使用すると、豆腐が固まらない場合があります。にがりの量が少な過ぎても固まりませんが、多過ぎると苦くなるため注意してください。また、豆腐が固まる温度は、70〜75度程度。低過ぎても高過ぎても固まりません。沸騰させないように弱火で加熱してください。

固まりにくい場合は、さらに加熱してみてください。どうしても固まらない場合は、豚肉や白菜、きのこなどを入れ豆乳鍋として楽しむのもおすすめですよ。

手作り豆腐の保存方法

手作り豆腐は、冷蔵庫で保管して1〜2日を目安に、なるべく早めにお召し上がりください。黄色く変色したり、酸っぱいにおいや味がしたりしたら、食べずに処分してくださいね。

編集部のおすすめ