ライター : ako0811

ささみ唐揚げの作り方

Photo by ako0811

唐揚げは子どもから大人まで大好きな定番おかず。唐揚げとひと口に言ってももも肉や、むね肉、ささみを使ったものまで味も好みもさまざまです。 皮つきもも肉のカロリーは、100gあたり253kcal、一方ささみは114kcalと部位の違いでカロリー差は歴然!ささみを使うともも肉に比べジューシーさは劣りますが、しっとりと軽い食べ心地になります。小さなお子様も食べやすく、スナック感覚の味わいはもも肉の唐揚げにはない違った魅力ですね。

材料(4人分)

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作り方

1.ささみの筋を取り除きカットします。

筋を切っている様子

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ささみには、硬くて太い白色の筋があります。一番太い筋が出ているところを包丁で軽く割ります。
筋を取り除いているようす

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筋を片手でひっぱりながら、包丁で筋にそって押しながら身から外すとす~っと取り除けます。
ささみを切った様子

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食べやすい大きさにカットします。今回は3等分にしましたが、大き目がお好きな方は2等分でもよさそうです。

2.ささみに下味をつけます。

調味料を入れている様子

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カットしたささみをポリ袋に入れます。酒と醤油、おろしたにんにくと生姜を加えます。ポリ袋を使うと洗い物が少なく、また最小限の調味料の量で全体に下味をつけることができます。
揉み込んで置いている様子

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優しくもみこみ、そのまま10分程度放置しましょう。夏場は冷蔵庫に入れます。下味を染み込ませることで、揚げてもしっとり柔らかい仕上がりになります。

3.衣をつけます。

溶き卵を入れている様子

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まず、溶き卵に油をまぜたものをポリ袋に入れます。ささみひと切れずつによく絡まるようにもみこみます。 ※衣に少量の油を加えることで、衣がカラッとします。特にささみは脂身が少ないのでちょっとしたコツがおいしさの秘訣ですよ。
粉類を入れ、揉み込んだ様子

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小麦粉と片栗粉の半分を加え、もみこみます。全体が黄色っぽく、マヨネーズのような手触りの衣になっています。
片栗粉をくわえた様子

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揚げる直前に残りの片栗粉を加えてさっと混ぜます。 ※片栗粉をお肉の表面につけるように、揚げる直前に加えることで、よりさっくりとした衣になります。

4.低温で揚げます。(1回目)

あげている様子

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揚げ油を準備して160℃に設定します。低温で揚げ、衣が白っぽくなったら取り出しましょう。
あげた唐揚げ

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衣はまだ白っぽいです。そのまま、油をきりながら余熱でじんわり中まで火を通します。

5.高温で揚げます。(2回目)

二度揚げしている様子

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揚げ油の温度を200℃まで揚げます。高温で20秒程度表面を揚げます。全体がカリッときつね色になればできあがりです。

6.塩をふって完成です

完成したささみの唐揚げ

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主張しすぎないシンプルな下味のから揚げです。できあがりに塩やブラックペッパーなどを振っていただきましょう。レモンをキュッと絞ったり、マヨネーズやマスタードと一緒でもおいしいですよ。

作るときのコツ

下味のアレンジ方法

ささみは、下味をつけてから加熱するとパサつきにくくしっとりとした食感になります。一般的には酒と塩で下味をつけておくとプレーンな味で、その後の調理でアレンジがしやすくなりますよ。今回のように、にんにくや生姜で風味豊かな下味にするとアクセントになり唐揚げなどに向いていますね。 そのほか、塩麹でコクをアップしたり少しお酢を加えてさっぱり、酒&醤油&みりんだと和風に、ごま油ににんにくなどプラスすると中華っぽい下味になりますよ。いろいろと試してみてくださいね。

衣のアレンジ方法

今回ご紹介のから揚げは、小麦粉+片栗粉+卵で割としっかりとした衣に仕上がっています。片栗粉のみで竜田揚げ風にしてもカリッとした食感でGood!そのほか、天ぷら粉を使ったり、お好み焼き粉を使って作るとふんわりとした衣でまた違った印象になりますよ。 衣の中に、パセリやあおさ、お好きなハーブや粉チーズなどを加えるとバラエティー豊かな食卓になりパーティ向けにもおすすめです。

お弁当には冷凍保存が便利!

保存方法

下味の状態で冷凍保存する方法もありますが、急冷が難しい家庭用冷蔵庫なら揚げたものを保存したほうが旨みが逃げずにおいしく保存ができます。 保存の仕方は簡単。使う分量ずつ小分けしてぴったりラップで包みます。あとはフリーザーバックに入れて空気が入らないように閉じましょう。冷凍する際に金属製のトレーの上に置くと少し急速に冷凍することができますよ。

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