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秋刀魚(さんま)の旬が知りたい!
秋を代表する味覚の秋刀魚は、日本人には馴染みのある魚ですよね。旬の時期になると、塩焼きや、刺身として食べられる大衆魚として人気です。
海魚である秋刀魚は、北太平洋、日本海、東シナ海など広い海域に生息し、群れになって海遊しています。成長すると全長40cmほどになり、日本刀のような美しい形をして、背部は暗青色(あんせいしょく)、腹側は銀白色(ぎんはくしょく)に輝くのも特徴です。
海魚である秋刀魚は、北太平洋、日本海、東シナ海など広い海域に生息し、群れになって海遊しています。成長すると全長40cmほどになり、日本刀のような美しい形をして、背部は暗青色(あんせいしょく)、腹側は銀白色(ぎんはくしょく)に輝くのも特徴です。
主な産地は北海道
平成27年度の漁業・養殖業生産統計をみると、秋刀魚の水揚げ量一位は北海道で、全体の45%を占めます。太平洋沿岸の宮城県福島県や岩手県でも漁獲量が多く、国内産のほとんどが太平洋側で漁獲されていますよ。
秋刀魚の旬はいつ?
秋刀魚の旬はやっぱり「秋」
秋刀魚漁は、秋刀魚がオホーツク海にいる7月中旬から始まりますが、旬はやはり秋です。秋刀魚が根室から襟裳岬沖辺りに南下し始める9月から11月がもっとも脂がのったおいしい時期とされています。
この時期、各地で秋刀魚祭りという祭りが開催されていましたが、近年は秋刀魚に不作により、祭りも延期になる地域が多いです。
この時期、各地で秋刀魚祭りという祭りが開催されていましたが、近年は秋刀魚に不作により、祭りも延期になる地域が多いです。
生食用の秋刀魚は夏頃から旬が始まる
前述した通り、オホーツク海では7月から秋刀魚漁が始まります。旬ではないものの、初物として人気がありますよ。
また、秋刀魚のうろこはとてもはがれやすいです。全盛期の棒受網漁(ぼううけあみりょう)で大量に漁獲されると、ほとんどの秋刀魚のうろこがはがれ落ちた状態で、鮮度が長持ちできません。
それに比べ、初物で出回る秋刀魚は刺網漁で獲られることが多く、うろこもはがれにくいことから、刺身や内臓も秋刀魚本来の味が味わえると人気です。
また、秋刀魚のうろこはとてもはがれやすいです。全盛期の棒受網漁(ぼううけあみりょう)で大量に漁獲されると、ほとんどの秋刀魚のうろこがはがれ落ちた状態で、鮮度が長持ちできません。
それに比べ、初物で出回る秋刀魚は刺網漁で獲られることが多く、うろこもはがれにくいことから、刺身や内臓も秋刀魚本来の味が味わえると人気です。
旬じゃなくても秋刀魚はおいしい?
旬があると言っても、通年スーパーで見かけるという方もいると思います。その理由は、旬の時期(9〜11月)に漁獲した秋刀魚を冷凍して販売しているのです。
漁獲された秋刀魚は漁船の船内でそのまま冷凍されます。冷凍などのシステムに流通が発展しているお陰で、季節問わず秋刀魚を楽しむことができるんです。
漁獲された秋刀魚は漁船の船内でそのまま冷凍されます。冷凍などのシステムに流通が発展しているお陰で、季節問わず秋刀魚を楽しむことができるんです。
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