ライター : leiamama

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スルッと簡単!さんまの内臓の取り方

さんまには胃や腸がなく、排泄物がたまらないため内臓までおいしく味わえるんです。ただし内臓は一番傷みやすい場所なので、新鮮なさんまに限ります。子どもや苦味が苦手な場合や調理法によっては、内臓を除きましょう。この記事では、包丁を使う方法と割り箸を使う方法の簡単な2種類をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

※さんまの内蔵を取らずそのまま調理する場合(主に塩焼き)は、しっかりと火が通るまで加熱してください。

材料

・さんま……適量

【包丁】を使う内蔵の取り方

1. 腹の穴の少し手前の頭側に1cm程の切りこみを入れる。

2. さんまの頭の付け根に包丁を入れ、腹側を半分程残して骨まで切る。

3. 片手で頭を押さえ、もう片方の手で尾を持ち、横に引っ張る。

【割り箸】を使う内臓の取り方

1. 割り箸をさんまの口から入れ、エラの上に出す。

2. エラを押さえ込むように通して、割り箸の半分程度まで差し込む。

3. 反対側も同じように差し込む。

4. 割り箸を握り、さんまと逆方向に回す。

5. 割り箸を握りながら抜く。

寄生虫は?さんまの内臓は「しっかり焼く」が鉄則

さんまにいる寄生虫は、基本的に熱処理をすることで死滅します。目視で取り除くこともできますので、色や形の特徴、対処法を覚えておくと便利です。(※1,2,3,4)
寄生虫の種類特徴対処法
ラジノリンクス赤やオレンジ体長は2~3cm。内臓にいたり、さんまの肛門から出てくることも人間には寄生しないので、万一食べてしまっても害はない
アニサキス糸状で体長は2~3cm熱に弱く、60℃では1分程度、70℃で死滅。また-20℃で24時間冷凍すれば死滅もしくは弱る
サンマヒジキムシ(ペンネラ)体長は最長数10cm。頭部をさんまの体に埋没させて寄生する人間には寄生しない
ビリベルジン(胆汁の色素)
青緑胆汁色素の一種である緑色の「ビリベルジン」がカルシウム塩をつくり、骨に沈着したもの人体に害はない
(※1,2,3,4,5)

さんまの内蔵【あり・なし】食べ方レシピ5選

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