ライター : さわけんシェフ

科学する料理研究家 / キッチンまわり評論家

初心者でもふわふわ卵のオムライスを作る方法

Photo by さわだけんじ

まずは、オムライスを成功させるためにポイントを理解していきましょう。オムライスを作るために覚えておきたいポイントは9つ。画像付きで説明します。

ふわふわ卵のオムライスを作るために覚えておきたいポイント

  1. 卵は固くならないように牛乳を加える
  2. フライパンは20cm(小さいもの)を使う
  3. くっつかないフライパン(テフロンパン)を使う
  4. ケチャップライスは事前に「1人前」ずつに分ける
  5. 卵は「低めの温度」で焼く
  6. ケチャップライスを巻く前に火を切る
  7. ケチャップライスは中央にやさしく置く
  8. オムライスの形はくぼみで作る
  9. 盛り付けたらキッチンペーパーで修正する

卵は固くならないように牛乳を加える

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卵は焼くと固くなります。職人は火加減で固くならないように調整していますが、初心者の方や一般の方だと同じように真似するのは実際はむずかしいんです。

そこであらかじめ、卵には牛乳を混ぜておきましょう。牛乳で薄まった卵は、完全に固まってもやわらかく固まります

フライパンは20cm(小さいもの)を使う

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卵のふわふわ感を出すには、しっとりしたスクランブルエッグを作って巻きます。フライパンは小さい方が卵の厚みが出てふわふわ感が出やすいです。

卵2個で作るなら20cmがいいでしょう。

くっつかないフライパン(テフロンパン)を使う

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低めの温度で卵を焼くと表面がシルキーな見た目になります。

しかし加工されていないフライパンを使い低い温度で卵を調理すると、フライパンにくっつきやすくなります。失敗しないためにはテフロン加工がしっかり効いたフライパンを使うことが重要です。

ケチャップライスは事前に「1人前」ずつに分ける

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オムライスは卵の状態がどんどん変わっていくので忙しい料理です。

ケチャップライスは1人分を分けてラグビーボール型にしておく、卵は溶いておくなど、準備は事前にできるだけしておくと落ち着いて調理ができます

卵は「低めの温度」で焼く

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卵を高温で焼くとボコボコした見た目になります。低温を心がけシュワシュワするくらいで焼いてシルキーな見た目を作りましょう。

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