うっかりしていた?ウッカリカサゴ

メバル科カサゴ属の魚は、昔からカサゴとアヤメカサゴの2種だけとされていました。しかし沖合の深場にいるカサゴが別種だと判明。釣り人や漁師はおろか、学者も気がつかなかったことからついたユニークな和名ですね。市場ではいまでも、普通のカサゴとして販売されることが多いそうです。

カサゴの料理。おすすめ焼き物レシピ3選

カサゴの弾力がある身は、締まっているわりに、焼いてもあまり硬くなりすぎないのが特徴。そのためソテーやムニエルにはもちろん、シンプルな塩焼きもおすすめですよ。焼き方やソースにこだわった、おいしい人気のレシピを紹介します。

1. 白身本来のおいしさを味わうなら。カサゴの塩焼き

カサゴの白身本来の旨味を味わうなら、シンプルな塩焼きがおすすめ。ほどよく締まった身の甘味と、焼けた皮の香ばしさが際立ちます。ヒレは焦げやすいため、塩をたっぷりつけてください。レシピのように小ぶりのカサゴは丸のままで、大きいものは開いてから塩をふるとよいですよ。

2. トマトソースの酸味がよく合う。カサゴのムニエル

冷凍しておいたカサゴの切り身で作る、ムニエルのレシピ。小麦粉を薄くまぶして、バターで焼くのは基本どおりの作り方です。そこへ市販のドレッシングとミニトマトで作るソースをかけるだけで、見た目も色鮮やかなひと品が完成。カサゴだけでなく、鯛やひらめなど、どんな白身魚にも応用できます。

3. 希少な魚をイタリアン風に。オニカサゴのソテー

希少でおいしさ抜群、そして高価なオニカサゴを、ソテーにする贅沢な作り方です。レシピでは、シチリア産の夏野菜でトマトソースを作ります。日本では入手しにくいので、ズッキーニや冬瓜、春菊で代用可能とのこと。にんにくやオリーブオイルをふんだんに使う、イタリアンなひと品です。

カサゴの料理。おすすめ煮物レシピ3選

カサゴは煮ると身がほどよく締まって、骨から簡単に外れるほど身ばなれがよい魚。また頭や骨、皮からよいだしが出るので、その旨味が淡白な身に染み込み、さらにおいしいですよ。煮付けを中心とした、煮物のおすすめレシピを紹介します。

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