うっかりしていた?ウッカリカサゴ

メバル科カサゴ属の魚は、昔からカサゴとアヤメカサゴの2種だけとされていました。しかし沖合の深場にいるカサゴが別種だと判明。釣り人や漁師はおろか、学者も気がつかなかったことからついたユニークな和名ですね。市場ではいまでも、普通のカサゴとして販売されることが多いそうです。

カサゴの料理。おすすめ焼き物レシピ3選

カサゴの弾力がある身は、締まっているわりに、焼いてもあまり硬くなりすぎないのが特徴。そのためソテーやムニエルにはもちろん、シンプルな塩焼きもおすすめですよ。焼き方やソースにこだわった、おいしい人気のレシピを紹介します。

1. 白身本来のおいしさを味わうなら。カサゴの塩焼き

カサゴの白身本来の旨味を味わうなら、シンプルな塩焼きがおすすめ。ほどよく締まった身の甘味と、焼けた皮の香ばしさが際立ちます。ヒレは焦げやすいため、塩をたっぷりつけてください。レシピのように小ぶりのカサゴは丸のままで、大きいものは開いてから塩をふるとよいですよ。

2. カリッと香ばしい。カサゴのムニエル

カサゴに米粉をまぶして焼く、ムニエルのレシピ。ムニエルと聞くとむずかしいイメージがありますが、シンプルな食材で作れるので挑戦する価値ありですよ。カサゴだけでなく、鯛やひらめなど、どんな白身魚にも応用できます。

3. そら豆のソースをそえて。カサゴのソテー

うぐいす色のそら豆のソースがかわいらしい、カサゴのソテーです。シンプルなソテーですが、ソースの下準備やカサゴの下処理はとっても丁寧。くちに入れた瞬間に広がる春らしい香りが心をやわらかくほぐしてくれますよ。

カサゴの料理。おすすめ煮物レシピ3選

カサゴは煮ると身がほどよく締まって、骨から簡単に外れるほど身ばなれがよい魚。また頭や骨、皮からよいだしが出るので、その旨味が淡白な身に染み込み、さらにおいしいですよ。煮付けを中心とした、煮物のおすすめレシピを紹介します。
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