ライター : aaaharp

旬のリンゴ

選び方

まずは、旬のおいしいリンゴの選び方から紹介しましょう。リンゴは品種にもよりますが、赤い実のものならお尻までしっかりと赤く色づいているものを選びましょう。パッと上だけみて赤く熟しているように見えても、お尻のほうがまだ青いものは熟していません。しっかりと目で見て判断してみてください。 1個が同じ値段ならなるべく大きなものを、と思われるかもしれませんが、りんごは大きいからといっておいしいとはかぎりません。手で持ってみてずっしり重いものは果汁たっぷりでおいしい証拠です。大きくても軽く感じる場合はスカスカなこともあるため注意しましょう。

保存方法

リンゴは秋から冬にかけての季節が旬です。湿度・温度ともに高い夏の時期ならともかく、寒くなる秋冬は常温で1か月ほどは保存可能です。 リンゴの保存で注意したいのが、他の食材と一緒に置いておかないということ。短期間であればリンゴを冷蔵庫で保存することはできますが、他の青果と一緒に野菜室などに入れておくと、他の青果の劣化を早めてしまうからです。 リンゴの発するエチレンガスは、青果の成熟を早めるはたらきがあります。その性質を利用して、まだ熟しきっていないバナナやキウイを早く食べるためにリンゴと並べて置いておくこともありますが、そういった目的がない場合は別々に離して保存するようにしましょう。

食べ方

リンゴは生でそのまま食べる、加工してスイーツにして食べるなど、食べ方はさまざまです。おすすめのスイーツについてはのちほど紹介するので、ここでは生でそのまま食べる場合のおすすめの食べ方を紹介しましょう。 リンゴを食べるとき、皮を剥いてから食べることが多いかと思いますが、旬のおいしいリンゴを食べるならなるべく皮ごと食べるのがおすすめです。 リンゴは切ったそばから酸化が進み、茶色く変色してしまいます。それを防ぐために、食塩水やレモン水、砂糖水などにつけておきましょう。切ったときの色のままおいしく食べられますよ。

【産地別】リンゴの旬

青森県のリンゴ

リンゴの旬は秋冬、と思いがちですが、実は夏から収穫は始まっています。いろんな食物に早生種や晩生種があるように、リンゴにも収穫時期によって種類が分かれています。 8月から収穫が始まる「夏緑」は極早生種、8月末から収穫が始まる「つがる」は早生種、10月中旬から収穫が始まる「ジョナゴールド」などは中生種、11月から収穫が始まる「ふじ」などは晩生種といったように、産地はひとつであってもたくさんの品種を栽培しているため、やはり収穫時期にはばらつきがあります。

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