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ころんとかわいい「きぬかつぎ」♪
きぬかつぎとは?
「きぬかつぎ」とは、里芋を皮のままゆでるか蒸して、仕上げに皮をちょっとだけくるりとむく料理のことを指します。そのまま食べてもおいしいですが、塩や味噌をつけて食べると、子供から大人まで大満足できる味わいになりますよ。
きぬかつぎの名前の由来と歴史
「きぬかつぎ」という名前の由来をたどると、人の前で顔を晒すのは恥ずかしいことという意識を持った平安時代の高貴な女性の衣類にたどり着きます。女性が外出するとき、顔を隠すためにすっぽりとかぶる布、「衣被ぎ(きぬかつぎ)」から名付けられたようです。たしかに里芋の皮をむいた状態は、白い顔が衣から少し見えている姿と似ていますね。
薄い衣をまとう姿から「絹(きぬ)かつぎ」と呼ばれることもあるそうです。由来を聞くと、なんだか田舎っぽいと感じることもある里芋が、一気に高貴な食べ物へイメージが変わりますよね。
薄い衣をまとう姿から「絹(きぬ)かつぎ」と呼ばれることもあるそうです。由来を聞くと、なんだか田舎っぽいと感じることもある里芋が、一気に高貴な食べ物へイメージが変わりますよね。
きぬかつぎを作るのにおすすめの季節はいつ?
里芋の旬は品種により異なり、7月や8月の夏が旬のものから、1月〜2月の真冬に旬を迎えるものもあります。
さまざまな品種がある里芋のなかでも国産の「石川早生(いしかわかわせ)」という品種は、里芋そのものを「きぬかつぎ」と呼ぶほど、きぬかつぎにピッタリの里芋なんですよ。
石川早生は、女性の姿のようにコロンとまん丸な形が特徴的。また、ほかの里芋よりも旬が早く、7月下旬から8月頃に小さめで出荷されます。そのため、スーパーでいち早く購入することができるのです。里芋は泥を落とすと鮮度の低下が早いので、もし見かけた際は、泥つきでの購入をおすすめします。
さまざまな品種がある里芋のなかでも国産の「石川早生(いしかわかわせ)」という品種は、里芋そのものを「きぬかつぎ」と呼ぶほど、きぬかつぎにピッタリの里芋なんですよ。
石川早生は、女性の姿のようにコロンとまん丸な形が特徴的。また、ほかの里芋よりも旬が早く、7月下旬から8月頃に小さめで出荷されます。そのため、スーパーでいち早く購入することができるのです。里芋は泥を落とすと鮮度の低下が早いので、もし見かけた際は、泥つきでの購入をおすすめします。
きぬかつぎの作り方
シンプルでおいしい「ごま塩きぬかつぎ」を蒸して作ってみました。
まるでおにぎりのような見た目が、とってもかわいいですよね♪ 蒸し器がない場合は、もちろんゆでてもOK。ラップに巻いて電子レンジでも作ることもできるので、とっても簡単ですよ。
材料(3人分)
作るときのコツ
- スーパーでできるだけ丸い里芋を選ぶと、仕上がりがころんとしてかわいくなります。
- 真ん中の切り込みに加え、上のヘタの部分にも切り込みを入れると、蒸しあがってからさらに皮をむきやすくなりますよ。
- レシピでは普通の里芋を使用していますが、石川早生が手に入った方はぜひきぬかつぎを作ってみてくださいね。
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