ライター : mezamashicook

管理栄養士、トマト愛好家

「アメリケーヌソース」とは

Photo by lanne_mm

「アメリケーヌソース」とは、海老の殻を炒めて、香味野菜などと煮て作る、鮮やかなオレンジ色のソースです。フランス発祥ですが、アメリカ風という名前が付いています。 海老と野菜のうまみがぎゅっと詰まっているので、ひと口食べれば口いっぱいにおいしさが広がりますよ。パスタはもちろんのこと、スープグラタンドリアなど、いろいろな使い方ができる万能ソースなんです♪

アメリケーヌソースのレシピ

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ではさっそく、アメリケーヌソースのレシピを紹介します。ちょっとむずかしそうに感じる方もいるかもしれませんが、コツさえつかめば案外簡単に作ることができますよ。ぜひ、挑戦してみてくださいね。

材料(パスタにすると2人分)

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※ブランデーがなければ、白ワインでもOKです。

作るときのポイント

海老は強火で炒める

海老の殻と頭を炒めるときは、香ばしくなるまで強めの火加減でしっかりと炒めます。弱火で炒めると、海老の生臭さが残るソースになってしまうことがあるので注意してくださいね。

ザルでこすときはしっかりと

ソースをザルでこすときは、海老や野菜の旨みエキスをしっかりとソースに移すように、ギュッギュッと押し付けてこしましょう。

作り方

1.食材の下ごしらえ

カッティングボードと白い器、ボウルに入れられたカット野菜

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玉ねぎとにんじんは、1cm角に切ります。セロリは筋を取り、3mm幅に薄切りにしてください。にんにくは、みじん切りにしましょう。
皮を剥かれたエビ

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海老は洗ったあと頭を取り、殻をむきます。身と、殻・頭に分けてください。この記事のアメリケーヌソースで使うのは殻と頭だけで、身は使いません。パスタやスープにするときの具にしたり、ほかの料理で使ったりしてくださいね。

2.材料を炒める

ニンニクを炒めている様子

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鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火にかけます。にんにくの香りが出てくるまで、じっくり炒めてください。
エビを炒めている様子

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にんにくの香りが出たら火を強め、海老の殻と頭を炒めます。色が変わり、香ばしさが出てくるまでしっかりと炒めましょう。
ブランデーを加えている様子

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海老をしっかり炒めたらブランデーを加え、アルコール分を飛ばしましょう。
野菜を炒めている様子

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玉ねぎ、にんじん、セロリを加え炒めます。玉ねぎがしんなりするまで炒めてください。

3.トマト缶を加えて煮込む

トマト缶を加えた様子

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カットトマト缶、ローリエ、塩、こしょうを加えます。蓋をして20~30分ほど煮込んでください。
煮込んでいる様子

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煮込む前と比べて、水分が半分くらいの量になったらOKです。途中で、麺棒や木べらなどを使い海老の殻を潰すと、旨みが出やすくなります。

4.ザルでこして仕上げる

ソースをざるでこしている様子

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ローリエを取り出し、ソースをザルでこします。麺棒や木べらをザルにギュッと押し付けながら、海老と野菜の旨みをしっかりこし切ってください。
生クリームを加えた様子

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ソースを小鍋に移し、火にかけます。沸騰したら弱火にして、生クリームを加えてください。塩こしょうで味を調えたらできあがりです♪

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