作るときのポイント

えびは強火で炒める

えびの殻と頭を炒めるときは、香ばしくなるまで強めの火加減でしっかりと炒めます。弱火で炒めると、えびの生臭さが残るソースになってしまうことがあるので注意してくださいね。

ザルでこすときはしっかりと

ソースをザルでこすときは、えびや野菜の旨みエキスをしっかりとソースに移すように、ギュッギュッと押し付けてこしましょう。

作り方

1.食材の下ごしらえ

カッティングボードと白い器、ボウルに入れられたカット野菜

Photo by lanne_mm

玉ねぎとにんじんは、1cm角に切ります。セロリは筋を取り、3mm幅に薄切りにしてください。にんにくは、みじん切りにしましょう。
皮を剥かれたえび

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えびは洗ったあと頭を取り、殻をむきます。身と、殻・頭に分けてください。この記事のアメリケーヌソースで使うのは殻と頭だけで、身は使いません。パスタやスープにするときの具にしたり、ほかの料理で使ったりしてくださいね。

2.材料を炒める

にんにくを炒めている様子

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鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火にかけます。にんにくの香りが出てくるまで、じっくり炒めてください。
えびを炒めている様子

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にんにくの香りが出たら火を強め、えびの殻と頭を炒めます。色が変わり、香ばしさが出てくるまでしっかりと炒めましょう。
ブランデーを加えている様子

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えびをしっかり炒めたらブランデーを加え、アルコール分を飛ばしましょう。
野菜を炒めている様子

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玉ねぎ、にんじん、セロリを加え炒めます。玉ねぎがしんなりするまで炒めてください。

3.トマト缶を加えて煮込む

トマト缶を加えた様子

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カットトマト缶、ローリエ、塩、こしょうを加えます。蓋をして20~30分ほど煮込んでください。
煮込んでいる様子

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煮込む前と比べて、水分が半分くらいの量になったらOKです。途中で、麺棒や木べらなどを使い海老の殻を潰すと、旨みが出やすくなります。

4.ザルでこして仕上げる

ソースをざるでこしている様子

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ローリエを取り出し、ソースをザルでこします。麺棒や木べらをザルにギュッと押し付けながら、えびと野菜の旨みをしっかりこし切ってください。
生クリームを加えた様子

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ソースを小鍋に移し、火にかけます。沸騰したら弱火にして、生クリームを加えてください。塩こしょうで味を調えたらできあがりです♪

アメリケーヌソースに関するよくある質問

質問回答
ソースに使うえびの種類は?主に有頭えびやオマール海老を使用するが、手に入らない場合は車海老でも良い
ソースは保存できる?冷蔵で2~3日、冷凍保存なら1か月程度保存可能だが、風味が落ちることがある

アメリケーヌソースの活用レシピ6選

1. 定番は欠かせない。本格アメリケーヌパスタ

アメリケーヌソースの定番レシピといえば、アメリケーヌパスタです。ソースにパスタのゆで汁を加え、スープパスタ仕立てに。もちろん普通のスパゲティでもいいのですが、平たいフェットチーネのほうが、よりスープと絡んでえびの風味を感じられますよ♪

6. 簡単。アメリケーヌソースのとろとろリゾット

具材を炒め、ごはんとアメリケーヌソースを加えて煮込めば完成。えびの旨味がごはんに染みて、とまらなくなるおいしさです。アメリケーヌソースの量はお好みでどうぞ。さっと簡単に作れるので、忙しいときにぴったりです。

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