自家製梅干しの賞味期限は?

賞味期限の判断がむずかしい自家製梅干し。なるべく長く日持ちさせたい方は、添加物なしで、塩分濃度を高くして作るのがおすすめです。完熟した梅をたっぷりの粗塩で熟成させ、天日干しにするという伝統的な作り方であれば1年は問題なく食べられると考えてOKです。

ただ保存状態が悪いと早く傷んでくるおそれがあるので、カビが生えていないか、明らかな異臭がしないかをポイントに判断してください。梅干しの表面に白くふわふわとしたようなものがついていたら、それはカビです。また梅干し特有の酸味ではなく、腐敗臭のような酸っぱい臭いがしたら傷んでるおそれがあるので注意してください。

手作りした梅干しは、ふた付きの密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。酸や塩分に強く、臭いや色移りしにくい陶器やガラス、ホーローの容器がおすすめです。少量の場合は、ジップ付き保存袋でも保存できます。

賞味期限を守っておいしい梅干しを♪

梅干しは保存食のイメージが強いものの、塩分濃度が低いと腐ってしまうおそれがあります。たっぷりの塩が使われているので、本来の作り方をされた梅干しは酸っぱいというよりしょっぱい味が特徴です。

今まではちみつ漬けや減塩タイプしか食べたことがない方は、この機会に本物の味を試してみてはいかがでしょうか。

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