ライター : Uli

webライター

大麦の食感と味わいを堪能しよう

ぷちぷち、もちもちとした食感が楽しい麦ご飯、お好きな方も多いのではないでしょうか?麦ご飯に使われる「大麦」は、健康にも良いと、最近人気の食材ですよね。 大麦といっても、押し麦やもち麦など種類はさまざま。実は、大麦にはお米と同じように、うるち性ともち性のものがあります。押し麦はうるち性の大麦をローラーで押しつぶしたプチプチ食感のもの、もち麦はもち性の大麦の外皮を一部残したままのもちもち食感のものです。 今回は、手に入りやすく人気のある押し麦ともち麦を使ったレシピをご紹介していきます。

大麦と小麦の違い

大麦の歴史は古く、なんと小麦より早い奈良時代から日本で栽培をされていたのだそう。大麦は吸水性があり、小麦は粘りがあるのが特徴です。大麦は麦ご飯に、小麦はパンや麺にして食べるのが一般的。 グルテンを含んでいない大麦でパンを焼くとぺったんこの堅いパンになってしまいますが、小麦よりも吸水性に優れているため、麦ご飯などにして食べるともちもちとした食感になります。 小麦がパンや麺類の材料になるのに対し、大麦は麦茶やビール、味噌、しょうゆといった発酵食品に加工されることも多い食材です。

大麦で満足!主食レシピ5選

1. パラパラ押し麦炒飯

チャーハンをお米を使わず、押し麦100%で作るレシピです。パラっとしていて絶品! 押し麦ひと粒ひと粒がパラパラしたチャーハンにするには、押し麦をいつもより少なめの水で炊くのがポイント。カレー粉を加えてドライカレー風のチャーハンにしてもいいですね。押し麦で作るチャーハンのおいしさに驚いてみてください。

2. カチャトーラの押し麦リゾット

トマト缶とむね肉を使った、ボリューミーなのにヘルシーな大麦リゾットは、食べ過ぎた次の日やダイエット中の方にもおすすめのひと品。香味野菜の香りとさわやかさが、からだに染み渡るようにおいしいリゾットに仕上げてくれます。 押し麦と野菜がメインなので、食物繊維もたっぷりで腹持ちも良さそうですね。野菜のだしをしっかり吸い込んだ押し麦を心ゆくまで堪能してみてはいかがでしょう。

3. お好み焼きイタリアン

押し麦入りイタリアンお好み焼きは、いつものお好み焼きとは、ひと味もふた味も違うおいしさです。 押し麦を塩を入れた熱湯で茹でるのがポイント。しっかりとした押し麦特有の食感と味わいがほかの食材や調味料と馴染んでくれますよ。ポルチーニ茸がなければ、干し椎茸で代用してもOK。粉チーズをたっぷりかけていただきましょう!

4. もち麦入りキノコの炊き込みご飯

もち麦の食感を活かすには、シンプルな炊き込みご飯が最適!ジューシーなもも肉とキノコのうまみ溢れる炊き込みご飯は、ほっとひと息ついてしまう味わいです。 もも肉と数種類のキノコから出るだしをお米ともち麦が吸収して、噛みしめるほどにうまみが口の中で広がりますよ。仕上げに三つ葉を添えれば、上品に見映えがするので記念日やおもてなしにもぴったりですね。

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