ライター : taki

料理家

もっちりおいしい!もち麦ごはんは割合がポイント

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炊き方次第で食感が変わるもち麦ごはん。上手に炊き上げれば苦手な方も食べられるようになるかもしれません。ひと口食べるともっちりぷちっとした食感がクセになります。

香ばしい麦の香りが相まって、「ごはんがどんどんすすむ!」と家族からも大好評。もち麦ごはんは食べすすめても飽きがこないので、我が家では一度にたくさん炊いて冷凍保存しています。香りが少し苦手という方は、塩やしょうゆを入れて炊くと食べやすくなりますよ。

冷めても食感が残るので、おにぎりやお弁当にもぜひ!

もち麦の割合と仕上がりの味わい

割合もち麦分量(米2合)水分量味わい
1.5割45g+90ccもち麦初心者も食べやすい
3割100g+200ccもちっと食感を存分に感じられる
5割150g+300ccもち麦がメインになる味
もち麦ごはんは、もち麦の割合によって味わいに差が出ます。初心者の方も食べやすい1.5割、食感を存分に感じられる3割、白米よりもち麦がメインになる5割など、お好みに合わせて配合してみてください。もち麦独特の味と食感を味わいつつ、食べやすい割合は3割です。

食感が決め手。もち麦ごはんの上手な炊き方

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調理時間 60
*浸水時間は含みません
白米2合を使うもち麦ごはんの炊き方をご紹介。気になる水加減や浸水方法など調理師が詳しく解説します。ちょっとしたコツをおさえれば、パサパサせず、もっちりとおいしいもち麦ごはんに。まずはおすすめのもち麦3割のごはんを炊いてみませんか?

材料(2〜3人分)

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  • 2合
  • もち麦 100g
  • 2合分+200cc

もち麦をおいしく炊くコツ・ポイント

コツ・ポイント

  1. 基本的にもち麦は洗わなくてよい
  2. 浸水させるとよりもっちり仕上がる
  3. 水の量は通常炊飯分に加え、もち麦の分量の2倍を用意
  4. お好みで塩気を足す
基本的にもち麦は洗わなくてよいものがほとんどですが、種類によって洗う必要があります。お使いのもち麦の調理方法をご確認ください。また、すぐ炊くことも可能ですが、浸水させるとよりもっちり食感に仕上がります。

通常の炊飯と同じように目盛りまで水を入れたら、もち麦の分量の2倍の水を加えましょう。 お好みで塩やしょうゆなど塩気を足すと食べやすい味に仕上がりますよ。

作り方

1.米を研ぐ

ボウルで米を研いでいる様子

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米を研ぎます。

2.米ともち麦を浸水させる

浸水させた米ともち麦

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ボウルに研いだ米ともち麦、水を入れて30分ほど浸水させます。 ※気温の高い日は冷蔵庫に入れてください。

3.炊飯器に米ともち麦を入れる

内釜に入れた米ともち麦

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炊飯器の内釜に水気を切った米ともち麦を入れます。

4.炊飯器に水を入れる

炊飯器の内釜に水を入れている様子

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2合の目盛りまで水を入れてから、200ccの水を足します。

5.普通モードで炊く

炊飯器の内釜に入れた炊いたもち麦ごはん

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普通モードで炊きます。 ※蒸らし機能がついていない場合は、炊飯後に蒸らし時間を取ってください。

6.さっくり混ぜる

炊き上がったら底からすくうようにさっくり混ぜます。

7.器に盛る

茶碗に盛ったもち麦ごはん

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ふわっと茶碗に盛ったらできあがりです。

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